141: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/17(火) 12:08:10.16 ID:8ywSMszf0
力強く頷く。
ランジュ「……勝つつもりなのね」
歩夢「うん。負けないよ」
私の言葉を聞くと、ランジュちゃんはスッと目を細める。
ミア「ランジュ、今回のポケモン」
ランジュ「ええ」
ランジュちゃんが例の如く3匹のポケモンをミアちゃんから受け取り──ランジュちゃんがボールを構える。
そのとき、なんとなくだけど──ランジュちゃんが構えているボールに入っているポケモンが……じめんタイプな気がした。
ランジュ「さぁ、始めるわよ……!!」
お互いのボールが花畑のフィールドの中に、放たれた──
🎀 🎀 🎀
ランジュ「行きなさい、カバルドン!!」
「──バルドン…」
ランジュちゃんの1匹目、カバルドンがボールから飛び出すと同時に“すなおこし”で“すなあらし”が発生する。
やっぱり、じめんタイプだった……!
対して私が繰り出したのは──
歩夢「お願い、トドゼルガ!」
「──ゼルガァ…!!!」
トドゼルガだ。
相性は有利……!
歩夢「“ハイドロポンプ”!」
「ゼルガァーー!!!!」
トドゼルガが先に動いて、強烈な水流でカバルドンを攻撃する。
「バルドン…」
カバルドンは攻撃を受けながら、
ランジュ「“ステルスロック”!」
「バルドン…」
カバルドンが全身の穴から、鋭い岩を噴き出し、それが周囲に漂い始める。さらに“オボンのみ”を食べて体力の回復をしているのが見える。
そして“オボンのみ”を食べ終わった直後──カバルドンが口を開けて息を吸い込むのが見えた。
──あの子……“あくび”しそう……。
歩夢「“アンコール”!」
「ゼルガ」
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