124: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/16(月) 17:49:36.43 ID:xLULnzaZ0
インテレオンの体力は“もうどく”によって、どんどん削られていく。
早く……倒さないと……!!
「インテ…!!!」
インテレオンが指の先に影の球を集束させながら、“ピントレンズ”を使って狙いを定める。
しずく「“シャドーボール”!!」
「インテッ!!!」
インテレオンの指先から発射された“シャドーボール”は──
「ヤァンッ…!!!?」
見事にシェルダーの鎧を避け、メガヤドランの頭部に直撃する。
「…ド、ラン…」
急所に当たった。さすがにこれにはメガヤドランも堪らずダウンする。
しずく「これで……残り2対1……!!」
数の上では有利を取っている。
だが──
ランジュ「でも、ランジュの最後のポケモンは──ラッキーよ」
「──ラッキー!!」
そう、ラッキーだ。
しずく「“ねらいうち”!!」
「インテ…!!!」
「ラッキー…!!?」
“ピントレンズ”と急所に当たりやすい技の“ねらいうち”でラッキーの急所を撃ち抜き、吹き飛ばすが──
「…ラッキー!!」
ラッキーはすぐに起き上がる。
急所に当たっても全然ダメージになっていない……!
しずく「特殊防御が高すぎる……!」
恐らくラッキーが持っている持ち物は“しんかのきせき”。
まだ進化を残しているポケモンの防御と特防を著しく上昇させるアイテムだ。
ランジュ「それだけじゃないわ。ラッキー、“タマゴうみ”よ!」
「ラッキー♪」
ラッキーは再び栄養満点のタマゴを産み、自らの体力を回復してしまう。
必死に急所を狙ってダメージの蓄積を狙うが──ラッキーの回復の方が速く……。
そして最終的には──
「イン、テ…」
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