122: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/16(月) 17:47:53.64 ID:xLULnzaZ0
インテレオンが指先から、氷の針を連続で発射する。
発射された、つららは──“みがわり”を1発目で消滅させ、
「グライッ…!!?」
その背後にいたグライオンに2発、3発と命中する。
4発目、5発目もグライオンを捉えたかと思ったが、
「グライッ…!!!」
グライオンは身を捻って、ギリギリ最後の“つららばり”を回避し──
「グライッ!!!!」
そのまま、インテレオンに向かって突っ込んでくる。
しずく「突撃してきた……!? “ねらいうち”!!」
「インテッ!!!!」
インテレオンが飛び掛かってくる、グライオンに向かって、指先の銃口を構え──水銃を撃ち放った。
「グライ…ッ」
水銃はしっかりと、グライオンを撃ち抜き、グライオンが崩れ落ちる──が、
「インテ…!!!」
崩れ落ちながらも──グライオンの尻尾の針が、インテレオンの腹部に突き刺さっていた。
しずく「インテレオン……!」
「インテ…!!」
大ダメージこそ受けていないようだが──インテレオンの顔色が悪い。
ここまでのランジュさんの戦い方からしても、もう何をされたか理解するのは容易だった。
しずく「“どくどく”……」
インテレオンも“もうどく”状態にされた。
ランジュ「さぁ、ラッキー、出てきなさい」
「──ラッキー」
ラッキーによる時間稼ぎをするつもりだ。
しずく「戻って、インテレオン……!」
「インテ…──」
しずく「ツンベアー……!」
「ベァァ…!!!」
否応がなく、交換を強いられている状況の中、私の交換の隙を突いて、
ランジュ「“タマゴうみ”!」
「ラッキー♪」
ラッキーが自身の生んだ栄養満点のタマゴで体力を回復する。
でもラッキーの防御力は低いんだ……!
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