120: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/16(月) 17:46:44.65 ID:xLULnzaZ0
しずく「また“まもる”……!」
いや、焦るな、私……! “まもる”は連発出来ないんだ……!
しずく「もう一度、“10まんボルト”!!」
「サーーーナァッ!!!!」
再び、電撃を放つサーナイト。
一方ランジュさんは、
ランジュ「戻りなさい」
「ドラン──」
メガヤドランを控えに戻し──
ランジュ「行きなさい!! ラッキー!」
「──ラッキー」
代わりに出てきたラッキーが“10まんボルト”を受け止める。
ラッキーは特殊耐久が極端に高いポケモンとして知られている。そのため、“10まんボルト”のダメージをほとんど受けていない。
しずく「今度は、特殊耐久のポケモン……!」
さっきから攻撃はしているはずなのに、うまく通らない。
いや、苛立っちゃダメだ……! 耐久ポケモンを倒すためには一つ一つ丁寧に崩して行かないと……!
特殊耐久が高いなら──
しずく「“サイコショック”!!」
「サナッ!!!」
“サイコショック”は特殊技でありながら、特殊防御力では防ぐことの出来ないトリッキーな技だ。
これなら、特殊耐久が極端に高いラッキー相手でも有効にダメージを通していけるはず……!
動きの緩慢なラッキーは技を避ける素振りも見せず──
「ラキッ…!!!!」
“サイコショック”によって発生したサイコキューブがラッキーに降り注ぐ。
しずく「やった……!」
有効にダメージを与えることに成功した。
だが、直後に──サーナイトの方に向かって、タマゴが飛んできた。
しずく「……!?」
──“タマゴばくだん”……!?
しずく「“スピードスター”!!」
「サナッ!!!!」
直撃する前に、空中で撃ち落とそうと、星型のエネルギー弾で迎撃する。
“スピードスター”に撃ち抜かれた“タマゴばくだん”は、空中で爆散し、攻撃を防げたと思ったのも束の間──
爆散したタマゴの中から──大量の紫色の液体がサーナイトに向かって、降り注いできた。
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