113: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/16(月) 17:39:35.72 ID:xLULnzaZ0
かすみ「しず子……?」
しずく「グレイブマウンテンとのフィールド相性と言うなら……私もあそこで捕まえたツンベアーを持っています。それに侑先輩は残りの3人の中では確実に1番強い……。……なら、私と歩夢さんどちらも勝算が見込めない場をお任せしたいです」
リナ『……それは確かに』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「わかった。そういうことなら……しずくちゃん、お願いできる?」
私の問いに、
しずく「はい! お任せください!」
しずくちゃんは力強く頷くのだった。
🎹 🎹 🎹
──さて、“そらをとぶ”でグレイブマウンテンに入って数十分。
栞子「この辺りですね。ウォーグル」
「ウォーグ…」
全員で雪に覆われた山へと降下していく。
場所としては中腹くらいだろうか。
私たちが降り立った場所には──氷で覆われた岩が鎮座していた。
触ると自分まで凍りそうな冷気を放っている不思議な岩だった。
リナ『この岩から、“こおりのいし”に似たエネルギーを感知出来る』 || ╹ᇫ╹ ||
しずく「ここで間違いなさそうですね」
栞子「はい。“もえぎいろのたま”も龍脈のエネルギーを吸収し始めています」
せつ菜「となると……後はランジュさんたちが来るのを待つだけですね」
とりあえず前回同様、先に到着出来たので、あとはここで準備をしながら待つだけだ。
かすみ「…………」
歩夢「かすみちゃん?」
しずく「……やけに大人しいね、かすみさん」
そこでふと、かすみちゃんがやたら大人しいことに気付く。
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