侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part3
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110: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/16(月) 17:36:41.73 ID:xLULnzaZ0

かすみ「──もうーーーー!!! 皆さんも早く来てくださいーーーー!!!」


かすみちゃんが声を張り上げて、ポケモンセンターの前でぴょんぴょんしていた。


侑「とりあえず、移動しよう」

歩夢「あ、うん、そうだね! 栞子ちゃん、行こ♪」

栞子「は、はい!」


歩夢が栞子ちゃんの手を握って、歩き出す。

歩夢に手を引かれて歩く間も、


栞子「……ここが……ヒナギクシティ……なんですね……」


栞子ちゃんはヒナギクの町をぼんやりと見つめながら、そう呟いていた。





    🎹    🎹    🎹





かすみ「はふぅ〜……。生き返るぅ〜……」


みんなで温かい飲み物を飲みながら一息吐く。


せつ菜「ポケモンたちもみんな預けてきました!」


ポケモンたちを預けるために、センターのポケモン預け口まで行っていたせつ菜ちゃんも戻ってきて合流する。


侑「ありがとう、せつ菜ちゃん。ごめんね、全員分お願いしちゃって……」

せつ菜「いえ! お気になさらないでください! 6人分バラバラに預けるとジョーイさんも大変だと思うので!」

歩夢「ふふ、ありがとうせつ菜ちゃん♪ これ、せつ菜ちゃんの分のエネココアだよ♪」

せつ菜「頼んでおいてくれたんですね! ありがとうございます!」


せつ菜ちゃんも席に着き、今後の話をしたいところだけど──その前に、


歩夢「それで、栞子ちゃん。驚いたって言うのは……」


さっき、栞子ちゃんが言いかけたことの続きが先かな。


栞子「あ、はい……。……その……ヒナギクは、龍神様のお怒りの余波を受けて……雪に閉ざされてしまった町と聞いていたので……」

かすみ「? 今も見たとおり雪に閉ざされてるじゃん……?」

栞子「ですが……行き交う人々には、活気が感じられました……」

しずく「確かに……特有の活気はあるかも……」

リナ『この町は、活気の性質が濃すぎるところあるけどね』 ||;◐ ◡ ◐ ||


確かにこの寒さなのに、窓の外を見ると、いかにもなオカルトガールやサイキッカーが出歩いている。



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