101: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/15(日) 12:40:31.27 ID:E7iRZ/bz0
ランジュ「バシャーモ!!」
「バシャァーッ!!!!」
せつ菜「ウーラオス!! 引いて!!」
「ラオスッ!!!!」
── 一瞬の判断。メガバシャーモが口を開いた瞬間、ウーラオスは後ろに飛び退き、
「シャーーモッ!!!!」
メガバシャーモの口から噴き出される“かえんほうしゃ”を、身を捻って回避する。
ランジュ「そこよ!! “ブレイズキック”!!」
「シャーーーモッ!!!!」
身を捻って体勢の悪いところに追い打ちの燃える蹴撃。
だが、
せつ菜「“あくのはどう”!!」
「ラオスッ!!!」
「シャモッ…!!!」
ここで接近は許さない。“あくのはどう”で怯ませながら、ステップを踏み、
せつ菜「そこです!! “あんこくきょうだ”!!」
拳を構えて──今度は逆にメガバシャーモの隙に、強烈な拳を突き出す。
「ラオスッ!!!」
この位置関係──もう回避は間に合わない……!!
ウーラオスの拳がメガバシャーモの顔面を捉えた──と思った瞬間、メガバシャーモの上半身が掻き消える。
せつ菜「な……!?」
──掻き消えた……違う……!?
メガバシャーモは、その場で上体を後ろに逸らし、ブリッジのような状態から、
ランジュ「“ブレイズキック”!!」
「シャーーーモッ!!!」
「ラオスッ…!!?」
サマーソルトでもするかのように、ウーラオスの顎を炎を纏った脚で蹴り上げる。
ウーラオスの体がそれで浮き上が──
「ラオスッ!!!!!」
──りそうになった瞬間、ウーラオスは震脚し、堪えながら、
せつ菜「“かわらわり”!!」
「ラオスッ!!!!」
「シャーーモッ…!!!?」
体を戻す勢いを乗せたチョップをメガバシャーモに叩き付ける。
「シャモッ…!!!」
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