772: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 18:06:07.38 ID:jK0Y5xHa0
愛「…………カリン……?」
果林「私……自分のことばっかりで……貴方の痛み……全然理解してなかった……」
愛「…………」
果林「……ごめんなさい……」
そして、
彼方「……愛ちゃん……ずっと一人にして……ごめんね……」
愛「……カナちゃん……」
彼方さんも愛ちゃんをギュッと抱きしめる。
彼方「……仲間がこんなに辛い思いしてたのに……わたしも……カリンちゃんも……自分たちのことでいっぱいっぱいで……、愛ちゃんの痛みに全然寄り添ってあげられなかった……」
愛「…………まだ…………アタシを……仲間って……言ってくれるんだね……」
彼方「……もちろんだよ……。途中で道は違えちゃったけど……わたしたちはずっと……4人で世界を救う為に……戦ってきたんだもん……」
果林「……私がしてしまった過ちは……元には戻らない……それでも……また、やり直したい……。……仲間として……」
彼方「……うん。……みんなで、やり直そう……」
愛「…………カリン…………カナちゃん…………。…………うん」
かつての仲間同士……抱き合う、3人を──
リナ『…………』 || ╹ _ ╹ ||
侑「リナちゃん」
リナ『……なぁに?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「行っておいで」
リナ『…………でも、私は……璃奈じゃ……』 || 𝅝• _ • ||
侑「大事なのは……姿形じゃないよ」
歩夢「本当に大切なのは……リナちゃんが、愛ちゃんたちを想う心……なんじゃないかな」
リナ『侑さん……歩夢さん……』 || _ ||
リナちゃんは少し考え込んだけど──
リナ『……私、行ってくる……!』 || > _ < ||
愛ちゃんたちのもとへと飛んでいった。
リナ『みんな……!!』 || > _ < ||
愛「……ぁ……」
果林「……璃奈ちゃん」
彼方「……ふふ……やっと4人、揃ったね」
リナ『……私……私も……またみんなと……やり直したい……。……こんな姿になっちゃったけど……。……ダメ……かな……』 || > _ < ||
彼方「……もちろん大歓迎だよ〜♪ ね、果林ちゃん♪」
果林「ええ……また4人で」
頷く彼方さんと果林さん、
愛「……ぁ……ぇっと……」
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20