77: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/19(月) 11:54:33.94 ID:c3b0uZJF0
果南「ほら、時間ないんでしょ? さっさと行かないと」
鞠莉「ち、ちょっと待って……! 海未さんに許可は貰ったの!?」
果南「これからもらう」
鞠莉「あ、あのねぇ……! 部外者連れ込みなんて、許してもらえるわけ……!」
果南「この子たちは部外者じゃない。鞠莉も概要は確認したでしょ?」
鞠莉「……そ、それは……」
果南「それに、参考人は一人でも多い方がいい」
鞠莉「…………はぁ……わかった。……どうせ、わたしが何言っても聞かないんでしょ……? 海未さんに怒られても知らないからね……」
果南「大丈夫。私、海未より強いから」
鞠莉「そういうことじゃ……まあ、いいわ……」
果南「それじゃ、行こう」
鞠莉「はいはい……」
果南さんがセントラルタワーに向かって歩き出すと、鞠莉さんも呆れ気味にその隣に並ぶ。
果南「ほら、侑ちゃんとかすみちゃんも早くー!」
かすみ「……侑先輩、かすみん……一体なにがなにやら……」
侑「私もわかんないけど……とりあえず、付いていこう」
「ブイ」
リナ『リナちゃんボード「レッツゴー!」』 || > ◡ < ||
完全に話に付いていけていないけど……果南さんは、歩夢たちを助けるための準備をしに行くと言っていた。
現状、私たちはどうやって歩夢たちを助けに行くか、思いついているわけでもないし……もし、その対策会議とやらに参加させてもらえるなら、またとないチャンスだ。
私たちは、果南さんと鞠莉さんの後を追って、セントラルタワーへと向かいます。
🏹 🏹 🏹
──セントラルタワー。会議棟。
私、ポケモンリーグ理事こと──海未は、四天王のことり、希、ダイヤを引き連れ、ここローズシティのセントラルタワーを訪れていた。
ツバサにはこういう会議の場に欠席しがちな英玲奈を、何がなんでも連れてくるようにと頼んでクロユリに送り出した──少し間の悪いトラブルもあったようですが……。
なにはともあれ、ツバサは英玲奈と一緒にここに来ているはずだ。
ダイヤ「…………」
ことり「ダイヤちゃん、大丈夫……? 体調悪いなら無理しない方が……」
ダイヤ「いえ……お気になさらず……」
希「きつかったら、遠慮せずにちゃんと言うんよ……?」
ダイヤ「はい……お気遣い感謝しますわ……」
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20