767: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 18:01:26.77 ID:jK0Y5xHa0
愛「く……そ……。…………」
「アー…ゴ…」
──揚力を失って……ふらりと落ちていく。
愛「……あは、は……。……や、っと……。……お、わ、れる……。……りな、りー……。……いま……そっちに……いく、よ……」
愛ちゃんたちが、ゆっくりとウルトラスペースに……落ちていく──
リナ『──ニャスパァァァァァァァーーーーッ!!!!!!!!! 愛さんをッ!!!!!! 助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!』 || > ᆷ <𝅝||
「ウニャァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!」
ニャスパーが……ソルガレオの頭を踏み切って──落ちていく愛ちゃんたちに向かって、跳びはねた。
そして──
「ウニャァァァァァァァッ!!!!!!!」
全力のサイコパワーで、愛ちゃんとアーゴヨンを“テレキネシス”によって、救出した。
愛「………………」
「アー…ゴ…」
──こうして……最後の戦いは、終わりを迎えたのだった……。
🎹 🎹 🎹
──あの後……紫色のアーゴヨンはいつの間にか、ウルトラスペースの彼方へと、消えてしまっていた。
恐らくあのアーゴヨンは璃奈ちゃんと愛ちゃんの……。
愛「………………」
侑「ボールは……これで全部かな」
リナ『……うん。間違いない』 || ╹ _ ╹ ||
ニャスパーが間一髪で助けた愛ちゃんは……今はソルガレオの上で、腰を下ろしたまま……黙って俯いていた。
……もう戦う力が残っていないのか……その気力がないのか……。先ほどまでの激しい戦いぶりが嘘のように、大人しくなっていた。
どちらにしろ、ディアルガ、パルキア、ギラティナ含め……愛ちゃんの持っている全てのポケモンのボールを回収した。
開閉スイッチも壊したから……自分から飛び出してくることもない。
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