侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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757: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 17:53:41.92 ID:jK0Y5xHa0

ソルガレオがパワー負けして、こちらに押されてくる。

それどころか、“ドラゴンダイブ”を真っ向から受けた“メタルプロテクト”にビシリとヒビが入る。


愛「邪魔っ!!」
 「アーーゴッ!!!!」


アーゴヨンが突撃したまま、ガパッと口を開き──そこにドラゴンエネルギーが集束され始める。


歩夢「……!」


至近距離で“りゅうのはどう”を撃たれそうになった瞬間、


侑「ソルガレオッ!! “メテオドライブ”!!」

 「ガオーーーーレッ!!!!!!!」


真上から、ソルガレオが急降下してくる。


愛「ち……! あっちが先!!」
 「アーーゴッ!!!!」


アーゴヨンは咄嗟に上を向き、真上から迫ってくるソルガレオに“りゅうのはどう”を発射する。

だが、こちらも大技による突進──“りゅうのはどう”を真っ向から突っ切っていく。


愛「くっ……」
 「アーゴッ」


愛ちゃんたちはこれ以上の撃ち合いを不利と見たのか、2匹のソルガレオに対して放っていた、“りゅうのはどう”と“ドラゴンダイブ”を中断し、またしてもソルガレオの大技をすんでで躱す。

どうにか歩夢から引き剥がすことが出来た──けど、これじゃまだダメだ。

私の足にルリリの尻尾が絡みついている。

これがある限り、愛ちゃんはいくらでも私を捕捉出来る。


侑「なら……!!」


私は──ウォーグルの脚を掴んでいた手を……自分から放した。


リナ『侑さん!?』 || ? ᆷ ! ||


私は落っこちながらルリリの尻尾を手で掴み──


侑「フィオネ!! “ハイドロポンプ”!!」
 「フィーーーオーーーーッ!!!!」


小脇に抱えたフィオネの“ハイドロポンプ”を逆噴射させる。

ルリリの尻尾の戻る反動も使い、割って入って助けてくれた歩夢のソルガレオを飛び越えるようにして──

一気に愛ちゃんの方へと接近する。


愛「なっ……!?」


逆に利用されるとは思っていなかったのか、愛ちゃんが一瞬動揺する。

その一瞬の隙に、私はアーゴヨンのお腹の突起に手を掛けてしがみつく。


 「ブイッ!!!」


そして肩に乗っていたイーブイが愛ちゃんに向かって飛び出す。



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