756: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 17:53:06.46 ID:jK0Y5xHa0
リナ『侑さんっ!? 避けてっ!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「っ……!」
「ウォーーグッ…!!!」
ウォーグルはすぐに体勢を立て直したが──相手が速すぎる。
回避は無理……!
侑「ならっ……!!」
「ウォーーーグッ!!!!!!」「パルトッ!!!!!」
ウォーグルが爪を、ドラパルトが尻尾を、身を捻りながらアーゴヨンの上から同時に叩き付けるようにして──攻撃を逸らす。
──彼方さん直伝のいなし術……!
愛「……! へぇー……!」
攻撃を捌かれ、アーゴヨンがすれ違いざまに通り過ぎた……瞬間──グイッと足が後ろに引っ張られる。
侑「……!?」
「ウォーーグッ!!!?」
何かと思って下に目を向けると──
「ルリ…!!!」
侑「ルリリの尻尾……!?」
いつの間にか、愛ちゃんが右手に掴んでいるルリリの尻尾が、私の足に巻き付いていた。
そしてそのまま、尻尾が戻る反動を利用して、
愛「さぁ、もういっちょだ……!!」
「アーーーーゴッ!!!!」
アーゴヨンが再び“ドラゴンダイブ”で突っ込んでくる。
しかも今回はルリリの尻尾が私の足に絡みついているため、さっき以上に高い精度で真っすぐ私に突っ込んでくる。
侑「く……っ……イーブイ!! “わるわるゾーン”!!」
「イッブイッ!!!」
苦し紛れにイーブイがゾーンを発生し、本当に僅かにアーゴヨンの突進速度が緩んだように見えたが、
愛「焼け石に水って言うんだよ……!! そういうの!!」
「アーーーーゴッ!!!!!」
アーゴヨンは“わるわるゾーン”の中をお構いなしに突っ切ってくる。
避けきれない……!! そう思った瞬間、
歩夢「ソルガレオ!! “てっぺき”!!」
「ラリオーーナッ!!!!!」
私たちの間に赫灼のソルガレオが、身を硬めながら飛び込んでくる。
だけど──アーゴヨンの猛烈な突撃に、
「ラリオーーナッ…!!!!」
歩夢「きゃぁ……!!」
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