755: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 17:52:21.95 ID:jK0Y5xHa0
愛「……! アーゴヨン!!」
「アーーゴッ!!!」
愛ちゃんは、砕ける“りゅうせいぐん”の影から飛び出してくるソルガレオに気付き、すんでのところで“メテオドライブ”を回避する。
それと同時に、
歩夢「ウツロイド……! 侑ちゃんたちを守ってあげて……!」
「──ジェルルップ…」
ウツロイドが歩夢の指示で、ウォーグルの背中に張り付く。
今は歩夢のソルガレオが近くにいるから大丈夫だけど……もし離れてしまったら、ウルトラスペースの環境に耐えられなくなってしまうからだ。
愛ちゃんが“メテオドライブ”を回避したことで、
「ガオーレ…!!!」
「ラリオーナ…!!!」
自然と、上下に位置した2匹のソルガレオで挟み撃ちの形になる。
愛「やっと攻撃してきたね……」
侑「……」
愛「来なよ……ゆうゆ、歩夢……! どっちの考えが正しいか……白黒付けようじゃん……!!」
「アーーーゴッ!!!!」
──アーゴヨンが輝く翼をしならせながら、猛スピードで飛び出してくる。
愛「“りゅうのはどう”!!」
「アーーーーゴッ!!!!」
アーゴヨンの口にドラゴンのエネルギーが集束され──バヂバヂと音を立てながら、私たちに向かって一直線に飛んでくる。
侑「ドラパルト!! “りゅうのはどう”!!」
「──パルトッ!!!!」
ドラパルトも対抗するように“りゅうのはどう”を発射し、
歩夢「ウツロイド!! “パワージェム”!!」
「──ジェルルップ…」
ウォーグルの背中の上から、ウツロイドが“パワージェム”を発射する。
でも、2匹掛かりでも、どうにか軌道を逸らすのが限界──
侑「くっ……!!」
「ウォーーーグッ…!!!」
直撃こそ避けたものの、アーゴヨンの発射した“りゅうのはどう”が目の前を過ぎるだけで、その余波によって、私たちは吹き飛ばされる。
歩夢「侑ちゃん!!」
「ラリオーーナッ!!!!」
歩夢のソルガレオが吹き飛ばされた私たちを追って、駆け出そうとするが、
愛「“ドラゴンダイブ”!!」
「アーーーゴッ!!!!!」
畳みかけるように、アーゴヨンが猛スピードで迫ってくる。
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20