752: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/09(月) 17:50:21.60 ID:jK0Y5xHa0
愛ちゃんの攻撃はウツロイドをいとも簡単に弾き飛ばし──
歩夢「……っ……!?」
背後に居た歩夢の眼前に迫る。
侑「歩夢っ!!」
「ガォーーーレッ!!!!」
私は咄嗟に、ソルガレオと一緒に歩夢の前に飛び出す。
“メタルプロテクト”を身に纏ったソルガレオの鋼鉄の体なら、受け止められると踏んでの防御だったが──ソルガレオの側面に攻撃が当たった瞬間、ジュウウウウウッ!!! と音が立つ。
「ガォーーーーレッ……!!!!」
侑「な……っ!?」
リナ『侑さん!? 防ぎきれてない!?』 || ? ᆷ ! ||
どくタイプの攻撃なのに、はがねタイプで防ぎきれない……!?
侑「く……ニャスパー!! フィオネ!!」
「ウニャァーーーッ!!!」「フィォ〜〜」
私は咄嗟にニャスパーとフィオネを出し、
侑「ニャスパー!! “サイコキネシス”!! フルパワー!!」
「ウニャァァァッ!!!!」
ニャスパーが真上から、一直線に突き刺さる、橙色のヘドロ液を真下に向かって捻じ曲げる。
「ガォーーーレッ…!!!」
その隙にソルガレオはその場から退避し、
侑「フィオネ! “ハイドロポンプ”!!」
「フィーーーオーーーッ!!!」
フィオネが激しい水流によって、ソルガレオの体に付着した毒液を洗い流す。
幸いそれで毒を洗い流すことはできたけど──ソルガレオの鋼鉄の装甲は、毒によって変形していた。
歩夢「侑ちゃん……!! ソルガレオ……!! 大丈夫……!?」
侑「こっちは大丈夫……! それよりウツロイドは!?」
歩夢「こっちもどうにか……」
「──ジェルルップ…」
吹っ飛ばされたウツロイドも、ふよふよとウルトラスペースを漂いながら、歩夢の傍に戻ってきていた。
侑「よかった……。それにしても……ソルガレオの鋼鉄の体でも受けきれないなんて……」
リナ『キズナ現象によって強化された影響だと思う……』 || > _ <𝅝||
──直後、真上から、
愛「──そうだよ。ゆうゆと歩夢じゃ、今のアタシたちは……止められない」
侑「!?」
愛「“エアスラッシュ”!!」
「アーーーーゴヨンッ!!!!!」
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