702: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 13:05:03.66 ID:5MWtUFJH0
璃奈「……大量のエネルギーを溜め込み成長するが……取り込んだエネルギーを全て放出しきると、休眠状態になってしまう……」
彼方「無理させると、すやぴしちゃうんだ〜?」
愛「まあ、そういうことだね」
璃奈「……このポケモンはエネルギーを溜め込む性質がある……」
愛「? りなりー?」
私はふと、あることが気になった。
璃奈「愛さん、ウルトラホールからのエネルギー放射データってすぐ出せる?」
愛「出せるけど……どしたん?」
愛さんが出したデータに目を通す。
璃奈「……もし、コスモッグにエネルギーを溜め込んだり、放出したりする能力があるとしたら……。……私たちの研究は異次元に進む可能性がある」
彼方「異次元……?」
「ピュイ?」
私たちの研究は──コスモッグの存在によって、次なるステージに進もうとしていた。
📶 📶 📶
璃奈「…………」
私は無心で紙に計算を書き連ねていた。
果林「ねぇ、愛……璃奈ちゃん、もう3日くらいあの調子よ? 大丈夫なの?」
愛「休むようには言ってるんだけどね……スイッチ入っちゃうと、アタシでも止められないんだよね……」
彼方「研究が異次元に進むって言ってたよね……どういうことだろう?」
璃奈「……やっぱりだ……」
彼方「あ、ペンが止まった」
愛「りなりー? 何かわかったの?」
璃奈「愛さんっ!!」
愛「わっ!? な、なに?」
璃奈「今から設計図作る……!! 手伝って!!」
愛「せ、設計図……? なんの……?」
璃奈「ウルトラスペースを渡る船──ウルトラスペースシップの設計図……!!」
愛「へ……?」
愛さんはポッポが豆鉄砲を食らったような顔になる。
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