侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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681: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:45:57.60 ID:5MWtUFJH0

愛「嬉しいときは、こう」 ||,,> ◡ <,,||

愛「楽しいとき」 ||,,> 𝅎 <,,||

愛「怒ったとき」 || ˋ ᇫ ˊ ||

愛「悲しいとき」 || 𝅝• _ • ||

愛「どうかな? 名付けて、璃奈ちゃんボード! これなら、りなりーの今の感情が、わかりやすく伝えられそうじゃない?」

璃奈「……! それ、すごくいい!」

愛「でしょでしょ! これなら“ボーっと”してても“ボード”で気持ちがわかっちゃう! なんつって!」

璃奈「うん! やってみて、いい?」

愛「もちろん♪」


私は愛さんに紙とペンを受け取り、


璃奈「にこにこ」 || > ◡ < ||

璃奈「むー」 || ˋ ᨈ ˊ ||

璃奈「ぐすん」 || > _ <𝅝||

璃奈「わかる?」

愛「喜んでるとき、むっとしてるとき、悲しいことがあったときって感じだね」

璃奈「すごい! ちゃんと伝わってる……!」

愛「表情で出せなくても、今どう思ってるのかが伝わればいいわけだからね!」

璃奈「単純なことなのに……うぅん、単純だからこそ……すごい……」

愛「すぐにりなりーの思い描く、表情豊かな人になるのは難しいかもしれないけど……。……少なくともこれなら、りなりーの気持ちは伝えられると思うよ」

璃奈「……うん! 璃奈ちゃんボード……!」


私は紙束を抱きしめる。

これから……この紙が私の気持ちを表す顔になってくれる。

璃奈ちゃんボードが誕生した瞬間だった。





    📶    📶    📶





──愛さんが提案してくれた璃奈ちゃんボードのお陰もあり、私たちは幾度かの研究発表を乗り越え……。


璃奈「愛さん! また、予算増やしてもらった!」

愛「やったね! これで、設備をもっと充実させられる!」

璃奈「うん! それに、これならポケモンの数も増やせそう!」

愛「そうだね。ポケモンたち……増やせば増やすほど、餌代がとてつもなく高くなってくからね……」


私たちがデータを取るためにはたくさんの種類のポケモンが必要だから、そのための餌代はバカにならない。


璃奈「これも愛さんが璃奈ちゃんボードを作ってくれたお陰だよ」

愛「あはは、りなりーが頑張ったからだって♪」

璃奈「これからも二人で頑張ろうね」

愛「任せろ〜♪」



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