侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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672: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/08(日) 12:37:09.96 ID:5MWtUFJH0

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あの夜から数日後、私たちは本格的に二人で研究を始めた。

ここ1ヶ月は、お互いの研究や設備の確認。……後は、愛さんが私の身の回りのお世話をしてくれていたというか……。

だから、ようやく本格的な研究がスタートしたという感じだ。


愛「──まず、ホールを発生させる方法だけど……」

璃奈「たぶん……高エネルギーの衝突が方法……だと思う」

愛「それはりなりーが書いた理論でもそうなってたよね。……ただ、問題はどうやってぶつけるか……。りなりーのご両親はどうやってたの?」

璃奈「サーナイトが発生させるブラックホール同士を衝突させてた」

愛「そのサーナイトは?」

璃奈「お父さんとお母さんと一緒に……」

愛「……まあ、発生源に居たんだとしたら、そうなるよね……。まあ、どっちにしろ、サーナイトを捕まえる必要があるってことかな?」

璃奈「うん。でも、私……戦闘が苦手で……。……何度か試したけど、ラルトスすら捕まえられなかった」
 「ニャァ」


仮にラルトスを捕まえたところで、サーナイトまで進化させる自信もない……。

特にラルトスは、臆病ですぐ逃げてしまうから、本当に難しい……。


愛「じゃあ、とりあえず……ポケモンを連れてくるべきだね。ま、それはアタシに任せてよ!」

璃奈「愛さん、頼もしい」
 「ニャァ〜」

愛「へへ、愛さん戦闘は昔から得意だからね〜! それに今はボールもあるし! サーナイトだけじゃなくて、いろいろなポケモン捕まえてみよっか!」

璃奈「うん」





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 「…コド…ラ──」

愛「ほいっと……コドラゲットっと」
 「リシャン♪」

璃奈「すごい! これで10匹目!」
 「ウニャァ〜」

愛「へへ、どんなもんだ〜♪」

璃奈「ホントにすごい! 愛さん、かっこいい!」

愛「あーもう! りなりーにそんなこと言われたら、愛さんもっと頑張っちゃうぞ〜!」
 「リシャン♪」


愛さんは本当に戦闘が得意だった。

別に疑っていたわけじゃないけど……その実力は予想以上で、リーシャンと一緒に、次から次へとポケモンを倒しては捕獲していく姿はまさに圧巻だった。


璃奈「それにしても、ボールに入れちゃえば本当にいくらでも持ち運べちゃうんだね」

愛「うん、すごいっしょ♪」



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