647: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/07(土) 11:50:44.54 ID:Xct6+7De0
侑「こ、これってまさか……!?」
歩夢「進化の光……!」
光に包まれたコスモッグは──
「────」
紅い水晶を持った、コスモウムへと……進化した。
そして、再び歩夢の胸元に降りてくる。
侑「コスモウムに進化した……」
かすみ「……ちょーっと待ってください……? コスモッグが進化しちゃうと、ウルトラスペースシップのエネルギーが取り出せなくなっちゃうんじゃ……!?」
果林「……そうね」
かすみ「ぬわーーー!? ますます、シップで追い付く希望がなくなっちゃいました〜〜〜!?」
かすみちゃんが頭を抱えるけど──
彼方「…………」
果林「…………」
果林さんと彼方さんが、急に口元に手を当てて何かを考え始めた。
エマ「果林ちゃん……? 彼方ちゃん……?」
果林「……ねぇ、彼方……もしかして、今私と同じこと考えてない?」
彼方「……奇遇だね〜、彼方ちゃんも今、果林ちゃんが同じこと考えてる気がしてたよ〜」
果林さんと彼方さんは、リナちゃんの方に向き直る。
果林「リナちゃん、コスモウムは……太陽の化身か月の化身に姿を変えるって前に言ってたわよね?」
彼方「それが本当なら……もしかしたら……追い付けるんじゃない……?」
リナ『……! 確かに、コスモウムは大きなエネルギーを内包している繭みたいな状態……それが覚醒して進化した姿なら……! もしかしたら……!』 || ╹ 𝅎 ╹ ||
歩夢「それじゃ、この子たちを進化させれば……!」
「────」
侑「ってことは……」
「────」
かすみ「コスモウムを持ってる歩夢先輩と彼方先輩なら、乗り込めるってことですか……!?」
彼方「んー……一人は歩夢ちゃんだけど……もう一人は彼方ちゃんよりも──侑ちゃんがいいと思う」
侑「え!? な、なんで!?」
「────」
彼方「コスモウム……さっきから侑ちゃんの周りを漂ってるし……」
侑「え?」
「────」
言われてみれば、確かにコスモウムが私の周りをくるくると回っていた。
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20