侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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637: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/06(金) 17:14:01.99 ID:djK6Kzqg0

曜「カメックス!! “ハイドロポンプ”!!」
 「ガメェーーーッ!!!!」

梨子「メガニウム!! “ハードプラント”!!」
 「ガニュゥーーーッ!!!!」

ルビィ「コラン!! “ひかりのかべ”!!」
 「ピピピッ」

花丸「デンリュウ!! “チャージビーム”ずら!!」
 「リューーーッ!!!」

千歌「はぇ!? なになに!? うわぁ!? でっかい隕石降ってきてる!?」

善子「あんたは寝てなさい!! アブソル!! “かまいたち”!!」
 「ソルッ!!!!」


図鑑所有者の先輩たちが、隕石を破壊していく。

少し離れたところにいた、せつ菜ちゃんのお父さんやお母さんたちは、


真姫「絶対私から離れないで!! ハッサム!! “バレットパンチ”!!」
 「ハッサムッ!!!!!!」


真姫さんのハッサムが守っている。

しばらく、流星による攻撃が続いたが──実力者たちの尽力によって、どうにか凌ぎ切る。


愛「……へー……耐えきるのか。さすがに実力者揃いだね……」

彼方「……さ、さすがに……戦闘で疲れきってるところに、この攻撃は堪えるよ〜……」

遥「それより……あのポケモン……なに……?」

しずく「ウルトラビーストじゃないんですか……? アーゴヨンってポケモンじゃ……確かに、色が違いますけど……」

善子「いや……データで見たアーゴヨンとは……姿が違う……。色違いだとしても……あんなエネルギーの塊みたいな、光る翼を持っているポケモンじゃない……」


確かに愛ちゃんのアーゴヨンは──見ているだけで目が焼かれそうなくらいの、超オレンジと言いたくなるような強烈な閃光を放っていた。

そして、お腹にある毒針らしき場所からも、バヂバヂと音を立てながら、エネルギーを爆ぜ散らしている。


愛「ああ、この子はね……。……ベベノムが……愛さんの気持ちに応えた姿だよ」

侑「気持ちに……応えた……姿……?」

善子「……まさ……か……」


その言葉を聞いて、ヨハネ博士が目を見開いた。


善子「……キズナ……現象…………」

愛「……へー……知ってる人がいるとは思わなかった。そうキズナだよ! この子はずっとアタシと共に、目的のために戦い続けてきた……!! そして、目覚めたんだよ!! キズナの力が……!!」
 「アーーーーゴッ!!!!!!」


アーゴヨンが、超オレンジの閃光翼を羽ばたかせると──周囲にとんでもない勢いの風が発生する。



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