630: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/06(金) 17:09:16.02 ID:djK6Kzqg0
せつ菜ちゃんは片膝を折って、
せつ菜「……何かあったら、1回だけ守るというのは約束したことなので……何かあったら言ってくださいね? 今度こそ、私が命を懸けてお守りします!」
まるで王子様のように、しずくちゃんに向かってそう宣言する。
しずく「へっ!?/// い、いや、ですがあれは私が騙したようなものなので、そんな律義に守らなくても……!?///」
せつ菜「いえ……私はあの一時だけでも、貴方のあの言葉に救われたんです……。ですから、守らせてください」
しずく「で、でも……/// ……じ、じゃあ……そういうときがあったら……///」
せつ菜「はい、お任せください!」
しずく「……///」
しずくちゃんが顔を真っ赤にしながら、しおらしい反応をする。
かすみ「ちょっとしず子!! 何、満更でもなさそうな顔してんの!?」
しずく「だ、だって……///」
リナ『一瞬であちこちに修羅場を作り出してる……せつ菜さん恐るべし……』 ||;◐ ◡ ◐ ||
せつ菜「え? えっと……?」
私たちを見て、ヨハネ博士が、
善子「くっくっく……賑やかで何よりね。でも、仲良くしなさいよ。貴方たちはみんな、このヨハネのリトルデーモンなんだから」
そう言って笑うのだった。
🍊 🍊 🍊
曜「一件落着……みたいだね」
花丸「千歌ちゃんが、せつ菜ちゃんとの戦いには手を出さないで欲しいって言いだしたときは、どうしようかと思ったけど……」
梨子「千歌ちゃんったら……すっかりチャンピオンになってたんだね。ちゃんと一人のトレーナーとして……せつ菜ちゃんに道を示した」
ルビィ「ルビィもジムリーダーとして、見習わなくちゃ……!」
千歌「…………」
曜「千歌ちゃん?」
曜ちゃんが、反応がない私の顔を覗き込む。
でも、もう……無理……。
──バタン。
曜「わー!? 千歌ちゃん!?」
梨子「ち、千歌ちゃん!? もしかして、バトルで怪我したんじゃ……!?」
──ぐ〜……。
曜・梨子「「…………」」
花丸「人間、空腹には勝てないずら」
ルビィ「千歌ちゃん……ここに来る前に、あんなに食べてたのに……」
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