615: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/05(木) 16:18:41.20 ID:mDhGJcE10
ルリリは尻尾をバネにしながら、離脱し──
「ブ、モォ……」
ケンタロスは崩れ落ちた。
穂乃果「……!」
愛「ルリリ、エレズン、戻っておいで」
「ルリ」「レズン」
逃がしちゃダメだ……!!
穂乃果「ラプラス!! “フリーズドライ”!!」
「──キュゥゥゥ!!!!」
繰り出したラプラスが、広がる冷気をエレズンとルリリに向かって発射する。
でも、そこに向かって──
愛「リーシャンッ!!」
「リーシャンッ!!!」
愛ちゃんが逃げる2匹を庇うように、リーシャンを構えながら飛び込んでくる。
またしても、音の障壁を作りながら冷気を吹き飛ばそうとするけど──
「キュゥゥゥゥ!!!!」
愛「いっ!? 冷気でも貫通してくんの!?」
ラプラスは強引に音の壁ごと凍らせ始める。さらに──
穂乃果「“ハイドロポンプ”!!」
「キュゥゥゥゥッ!!!!!」
冷気の層に向かって、それを押し込むように、“ハイドロポンプ”を発射する。
音の壁を凍らせ始めていた“フリーズドライ”の層にぶつかった“ハイドロポンプ”は──凍り付いて杭のように、音の壁に突き刺さる。
愛「ぐっ……!?」
愛ちゃんは咄嗟の判断で身を伏せて、ギリギリ氷の杭を回避するけど──私はそこに向かって次のポケモンのボールを投げ込む。
穂乃果「ガチゴラス!!」
「──ゴラァァァァスッ!!!!!」
愛「!?」
伏せた愛ちゃんに──ボールから飛び出したガチゴラスが大顎を開けながら、“かみくだく”!!
愛「ソーナノッ!! “カウンター”!!」
「ソーーナノッ!!!!」
ソーナノが飛び込んできて、ガチゴラスの大顎による攻撃を反射し、無理やりこじ開けようとするけど、
穂乃果「“ばかぢから”!!」
「ゴラァァァァァスッ!!!!!!」
押し返されそうになった、ガチゴラスはパワーでソーナノの反射を無理やり抑え込む。
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