614: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/05(木) 16:18:06.23 ID:mDhGJcE10
ピカチュウは咄嗟に尻尾を向けて、跳ね返ってきた“かみなり”を“ひらいしん”で吸収する。
「ピ、ピカァ…ッ!!!」
それでもエネルギーが吸いきれず、周囲に稲妻が放出され、あちこちに雷撃が落ちて大地を破壊し始める。
穂乃果「っ……! 溜めちゃだめ!! “ほうでん”!!」
「ピカァッ!!!」
ピカチュウは尻尾に落ちてきた電撃をその場で“ほうでん”して体から逃がしながら、“かみなり”を受け止める。
それによって──どうにか吸収しきれた。
穂乃果「ほ……。……今の反射、“ミラーコート”……!」
愛「そーゆーこと」
「──ソーナノ!!」
どうやら、ソーナノに反射されたらしい。
「ブモォォォォォッ!!!!!」
ケンタロスが愛ちゃんに向かって、“とっしん”していくけど、
愛「“カウンター”!!」
「ソーーナノッ!!!!」
「ブモォォォッ!!!?」
ソーナノは物理技でも反射出来る。
ケンタロスはそのまま跳ね返されて、地面を転がる。
穂乃果「ケンタロス、大丈夫!?」
「ブ、ブモォォォッ…!!!」
ケンタロスはすぐに体勢を立て直して起き上がる──が、起き上がったケンタロスの頭に……紫色の何かが引っ付いていた。
「──レズン…」
穂乃果「……!? エレズン!?」
──“カウンター”で反撃する際に、一緒に張り付けられた……!?
愛「“ほっぺすりすり”」
「レズン」
「ブ、ブモォォッ!!!?」
エレズンが自身の頬を擦り付けると──ケンタロスが“まひ”で動きを鈍らされる。
そこに向かって──
愛「“すてみタックル”!!」
「ルーーーリィッ!!!!!」
「ブモォッ!!!?」
愛ちゃんの手から離れて飛んできたルリリがケンタロスの顔面にめり込んだ。
「ルリッ」
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