605: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/04(水) 13:26:34.98 ID:2N444K9g0
果林「──ゴロンダッ!!」
「──ロンダ…」
侑「……!?」
「イブィッ!!!?」
果林「“アームハンマー”!!」
「ロンダァッ!!!!」
侑「っ……!!」
私は歩夢を抱きかかえたまま、その場から飛び退き、地面を転がる。
歩夢「ぁ゛……っ゛……」
侑「ご、ごめん、歩夢……!! 痛かったよね……」
歩夢「へい……き……だ、よ……」
侑「……っ……すぐ、終わるから……!」
私は顔を上げる──
果林「…………はぁっ…………はぁっ…………。……私は……私は…………負けちゃ……いけないの……っ……」
「ゴロンダァ…」
まだ──ポケモンが残っていた。
リナ『こ、こわもてポケモン……ゴロンダ……』 || > _ <𝅝||
侑「く……イーブイ!!」
「ブイッ!!!」
果林「私は…………負ける、わけに…………いかないのよ………………」
果林さんは、引き攣った顔で、そう呟く。
この満身創痍の状態……イーブイ1匹で体力満タンの果林さんのポケモンに勝てるの……!?
「ロンダァッ…!!!」
ゴロンダが走り込んでくる。
侑「……やるしかないっ……!! イーブイ!! “きらきらストーム”!!」
「ブーーーーィィィィッ!!!!!」
「ゴ、ロンダァ…!!!!」
ゴロンダをパステル色の風が包み込み──
「…ゴ、ロンダ…ァ…」
侑「あ、あれ……?」
「ブイ…?」
ゴロンダは一発の攻撃で、力尽きて、倒れてしまった。
侑「強く……ない……?」
果林「あ……ぁ…………」
果林さんがそれを見て、カタカタと震えだす。
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