601: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/04(水) 13:23:08.16 ID:2N444K9g0
「サザンドーーーーーラッ!!!!!?」
ウツロイドは、サザンドラの頭に纏わりつき、サザンドラに神経毒を注入し始める。
果林「戻りなさいっ!! サザンドラ!!」
果林さんは落下しながら、サザンドラをボールに戻し──
着地の衝撃を受け身を取って殺しながら、すぐに立ち上がる
さすが訓練された人間だけあって、見事な動きではあるけど──
果林「……っ……」
さすがに、それなりの高さがあったこともあって、全く無傷とは行かなかったようだ。
しっかり立ってはいるものの、足に少しふらつきが見える。
加えて、毒を注入されたサザンドラは恐らくもう戦闘は出来ない……!
侑「サザンドラも倒した……! これなら……!」
が、直後──
「フェロッ!!!」
「──ジェルップ」
ウツロイドの真上にフェローチェが突然現れて、かかと落としの要領で叩き落した。
歩夢「ウツロイド……!!」
地面に墜落したウツロイドは──
「──ジェルル…。…」
動かなくなってしまった。戦闘不能だ。
果林「……はぁ……はぁ……。……ずっと……背後からウツロイドを忍び寄らせてたわね……」
歩夢「あと……ちょっとだったのに……」
果林「本来は貴方が寄生されるはずだったのに……悪いこと考えるじゃない……」
フェローチェの姿が掻き消えたと思ったら──
「フェロッ!!!!」
歩夢「……!」
次の瞬間には歩夢の顔面にフェローチェの脚が迫り、
「ライボォッ!!!!」
ライボルトが、もう何度目かわからないディフェンスをする。
果林「はぁ……はぁ……。何よ……なんで、邪魔するのよ……ッ!」
だんだん果林さんに焦りが見えてきた。彼女は息を切らせながら、大声をあげる。
直後、
「フェロッ!!!!」
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