599: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/04(水) 13:21:26.93 ID:2N444K9g0
侑「“どばどばオーラ”ッ!!」
「ブーーィィィッ!!!」
咄嗟に“どばどばオーラ”を放って防御させるが、
「ブィィィッ…!!!」
完全には防ぎきれず、イーブイが撃ち落とされる。
侑「イーブイッ!!」
私がイーブイの落下地点に走り出した瞬間、
「フェロッ」
侑「くっ……!?」
フェローチェの蹴撃が迫る。
「ライボッ!!!!」
俊足のライボルトが、それをすかさずガードし──私はスライディングしながら、イーブイをキャッチする。
侑「イーブイ平気!?」
「ブ、ブィ…!!」
ダメージは少なくないけど──どうにか無事だ。
ほっと一安心した、そのとき、
歩夢「侑ちゃんッ!!!!」
歩夢が私の名前を叫んだ。
ハッとして顔を上げると──
「──バンギッ!!!!!」
「──フェロッ」
腕を振り下ろすメガバンギラスの姿と、脚を振り下ろすフェローチェの姿。
「ライボッ!!!!」
またしても、フェローチェの攻撃を絶対防御する姿勢を貫いているライボルトが、フェローチェの攻撃は防いだものの──バンギラスの攻撃が私に向かって降ってきていた。
歩夢「侑ちゃん、逃げてぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」
歩夢の絶叫が響く。
──無理だ、避けられない。
目の前の光景がスローモーションになる中、
「イッブゥィッ!!!!」
腕の中のイーブイから──闇が放たれた。
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20