566: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 12:46:31.68 ID:Sh64zN700
果林「彼方!! ドックを守って!! 消火も!!」
彼方「わ、わかった!! バイウールー! パールル!」
「──メェ〜〜〜〜」「──パルル」
バイウールーがリーシャンの音攻撃を体毛で吸収し、施設の被害を抑えながら、パールルが“みずでっぽう”で壊れた機器から出火した炎を消火する。
その間に私は、
果林「キュウコン、“かなしばり”!!」
「──コーーンッ!!!」
「リシャンッ…!!?」
リーシャンの動きを止めて、
果林「愛っ!! やめなさいっ!!」
後ろから愛を羽交い絞めにする。
愛「りなりーをぉっ、かえせぇぇぇぇぇっっ!!!!!! かえせぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
果林「っ……!」
愛は錯乱しながら、叫び続ける。
とてもじゃないけど、呼び掛けで止めるのは不可能だと判断し、
果林「……フェローチェ……!」
「──フェロッ」
果林「“みねうち”……!」
「フェロ」
愛「がっ……!?」
愛のお腹に、手加減した打撃を叩きこんだ。
愛「……りな……りー……」
愛は気絶して……大人しくなった。璃奈ちゃんの名前を……呼びながら……。
👠 👠 👠
──愛は、施設を破壊した責任を問われ……ひとまず拘束されることになった。今はポケモンを没収の上、自室で軟禁状態らしい。
加えて、このチームからも除名されるらしい。
彼方「…………果林ちゃん……“SUN”になるんだってね……。……彼方ちゃんが……“MOON”だって……」
果林「…………みたいね……」
彼方「…………研究班が足りなくなっちゃうから……。……人が補充されるみたい」
果林「……聞いた。……姫乃って子と……遥ちゃんよね……」
彼方「……うん」
果林「…………あの4人じゃなきゃ……ダメなのに……」
彼方「果林ちゃん……」
果林「なんで……なんで、こうなっちゃうのよ…………」
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