侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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537: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/03(火) 01:01:28.94 ID:Sh64zN700

 ■Intermission✨



果南「“アクアテール”!!」
 「ラァグッ!!!!」

愛「……よっと!」


愛がラグラージの振るう尻尾を、後ろに飛び退きながら避けると、


 「リシャンッ!!!!」


愛の陰から、リーシャンが飛び出してくる。


愛「“しねんのずつき”!」
 「リシャンッ!!!!」

 「ラグッ!!!?」


的確にラグラージの顎下を突き上げるように、リーシャンが体をぶつける。


果南「く……っ!! “アームハンマー”!」
 「ラァグッ!!!」


ラグラージはすぐに顎を引き、目の前にいるリーシャンに向かって拳を振り下ろすが、


愛「“ねんりき”♪」
 「リシャンッ」


リーシャンの周囲に力場が発生して、ラグラージの腕を弾く。


鞠莉「ね、ねぇ……ま、まずくない……?」

ダイヤ「果南さんが……リーシャン1匹に押されてる……!?」

鞠莉「わたしたちも加勢に入った方が……!」


一旦ゲートを閉じてでも、愛の撃退をするべきかと思ったけど、


果南「ダメっ!! 二人はゲート維持に集中して!!」


果南は私たちの加勢を拒否する。


ダイヤ「ですが……!」

愛「そーだよー。加勢してもらった方がいいんじゃない〜?」


愛がケラケラと笑いながら果南を挑発する。


果南「相手の狙いはゲートでしょ!? こんなんで、ゲート閉じてたら、それこそ思うツボだって!!」

愛「へー押されてる割に冷静じゃん」

果南「そもそも私は、二人のゲート維持を邪魔させないためにいるんだ……! ラグラージ、メガシンカ!!」
 「ラァグッ!!!!」


ラグラージが光に包まれ、メガラグラージへと姿を変え、腕の噴出口から空気を逆噴射しながら、ラグラージが急加速する。


果南「“たきのぼり”!!」
 「ラァァァァグッ!!!!!!」



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