523: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/02(月) 13:54:32.95 ID:VUrl28Mg0
千歌「影ごと斬り裂け──“いあいぎり”!!」
「グゥゥオッ!!!!」
下から上に向かって薙がれる波導の剣が、ゲンガーの潜った影を一閃する──
一瞬、フィールド上が静寂に包まれたが──
数秒後、
「…ゲン、ガ…」
影の中から戦闘不能になったゲンガーが浮かんできたのだった。
千歌「はぁ……はぁ……斬ったよ……!」
「グゥオッ!!!」
せつ菜「ウインディッ!!」
「──ワォンッ!!!」
千歌「……!」
間髪入れずに飛び出したウインディが、
せつ菜「“ねっぷう”!!」
「ワォォォンッ!!!!!」
“ねっぷう”でルカリオを焼き尽くす。
「グゥォォォッ…!!!!」
千歌「ぐ……っ!!」
最後は斬られたとは言え──不発も含めれば全力の集中技を3回も使わせた。
集中が必要不可欠な技はその分負担も大きい。畳みかけるなら、今しかない……!!
千歌「波導、全開ッ!!!」
「グゥゥゥゥオオオオオッ!!!!!!」
ルカリオが“ねっぷう”の中、両手の平をこちらに向けて──残りの波導エネルギーを発射してくる。
せつ菜「“だいもんじ”!!」
「ワァォンッ!!!!!」
それに対して、巨大な火炎で真っ向から立ち向かう。
千歌「ルカリオッ、頑張れぇぇぇッ!!」
「グゥ、オォォォォッ!!!!!」
波導と“だいもんじ”がぶつかり合い、拮抗するが──
「グゥ、ォォォォォ…!!」
ルカリオもさすがに体力の限界だったのか──次第に火炎が優勢になり。
千歌「くっ……!!」
「グゥ、ォォォォッ…!!!!」
“だいもんじ”がルカリオを飲み込んだ。
業炎は千歌さんごと飲み込んだように見えたが──炎が晴れると、
「グゥ、ォ…」
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