517: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/02(月) 13:49:49.63 ID:VUrl28Mg0
ルガルガンが飛び出してくる。
──ギィンッ!! ルガルガンのタテガミの岩と、エアームドの鉄の刃が鍔迫り合う。
パワーが拮抗する中、
せつ菜「引きなさい!」
「ムドォ!!!」
エアームドが身を引く、
「ワォッ…!!?」
急に身を引かれて、ルガルガンが一瞬前につんのめるが、
千歌「“ストーンエッジ”!!」
「ワ、ワォンッ!!!」
千歌さんはよろけて前に踏み込む動作を、咄嗟の判断で攻撃に変換する。
ルガルガンの踏み込みと同時に鋭い岩が飛び出してくるが、
「ムドォ!!!」
エアームドはその岩を足蹴にして、空に飛び立つ。
が、ルガルガンはすぐに自身のタテガミの岩で、“ストーンエッジ”を割り砕き、
千歌「“ロックブラスト”!!」
「ワンッ!!!」
砕いた岩を投げ飛ばしてくる。
せつ菜「“きりさく”!!」
「ムドォーーーッ!!!」
その岩を鉄の刃で斬り裂きながら、
せつ菜「“てっぺき”!!」
「ムドォッ!!!」
さらに体を硬質化しながら、エアームドは岩石の弾丸の中、ルガルガンに向かって急降下を始める。
せつ菜「“ボディプレス”!!」
「ムドーーーッ!!!!」
「ワォンッ!!!?」
硬い鉄の鎧ごと、上空からルガルガンに叩きつけた。
ここまでのダメージも含め、これが決め手となり、
「ワ、ワォン…」
崩れ落ちるルガルガン。
せつ菜「わ、私たちの勝ちです!!」
千歌「……残念、相打ちだよ」
千歌さんの言葉と共に──
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