侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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514: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/02(月) 13:47:28.43 ID:VUrl28Mg0

エアームドが掴まれていた部分の鋼の鎧をパージして、脱出する。

でも、今度は、


 「フ、フゥゥ!!!!」

せつ菜「……!!」


スターミーがルガルガンの足に踏みつけられじたばたしていた。

──ルガルガンはスターミーの姿を完全に捉えている……!?

そこで、やっと気付く。


せつ菜「……しまった、“かぎわける”……!?」


相手は最初からスターミーの姿ではなく──ニオイで追っていたことに気付くが、もう時すでに遅し。


千歌「“ブレイククロー”!!」

 「ワォンッ!!!」

 「フゥッ…!!!?」


踏みつけていたスターミーを、防御を貫く爪撃で切り裂いたあと──


千歌「“アクセルロック”!!」

 「ワンッ!!!」

 「フゥゥッ…!!!?」


たてがみの岩を高速で突進しながら叩きつけられ──スターミーは戦闘不能になる。


せつ菜「く……っ! 戻りなさい、スターミー!!」


私はスターミーをボールに戻しながら──視線をエアームドに戻すと、


 「ムドーーッ!!!!」

 「ピィィィィィッ!!!!」


上昇して逃げるエアームドをムクホークが追いかけているところだった。


千歌「“こうそくいどう”!!」

 「ピィィィィィッ!!!!!」


千歌さんの指示でムクホークが加速し──


千歌「“すてみタックル”!!」

 「ピィィィィッ!!!!!」


“すてみ”による渾身の一撃が──エアームドに直撃した。


 「ムドォォォッ…!!!!」

せつ菜「エアームド……!!」


あまりの破壊力に全身の鎧をばらばらに砕かれ、落下を始めるエアームドを、


 「ピィィィィッ!!!!!」



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