侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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513: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/02(月) 13:46:44.32 ID:VUrl28Mg0

爪と翼と嘴を使って、猛打を叩きこんでくる。

激しい近接攻撃だが──エアームドの防御を貫くにはまだ足りない……!


せつ菜「そこです!! “ドリルくちばし”!!」

 「ムドーーーッ!!!!」


攻撃に集中するあまり、防御がおろそかになっている部分を突いて、“ドリルくちばし”をムクホークの胸部に叩きこむ。


 「ピィィッ…!!!!」


嘴が直撃し、ムクホークは一旦後ろに逃げたが──

すぐに、爪でエアームドを抑えつけようとしてくる。

そのとき、


 「──フゥッ…!!!?」


スターミーの鳴き声が聞こえてくる。


せつ菜「くっ……!」


このムクホークの執拗な攻撃が、ルガルガンがスターミーを追いかけるための足止めだと言うのはわかっていたが、気付けば小さな小さなスターミーがルガルガンの口に咥えられていた。

ただ──いくらなんでも見つけるのが早過ぎる。


千歌「“かみくだく”!!」

 「ワォンッ!!!」

せつ菜「コスモパワー!!」

 「フ、フゥッ!!!!」


ガキン!! と音を立てながら、辛うじてキバを耐える。


せつ菜「“サイコショック”!!」

 「フゥッ!!!!」


そして、ルガルガンの口の中にサイコパワーで1個だけキューブを作り出し、


 「ワ、ワォ…!!?」


ルガルガンの口を無理やりこじ開ける。

今のうちに脱出させ──


 「ピィィィィィィッ!!!!!!」

 「ム、ムドーーーッ!!!!」

せつ菜「……!?」


今度はエアームドの鳴き声があがる。目を向けると、ムクホークが足でエアームドの体を掴み、低空飛行しながら引き摺り始めていた。

そのまま、ムクホークが飛び立とうとした瞬間、


せつ菜「エアームド!! “ボディーパージ”!!」

 「ム、ムドォー!!!!」



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