侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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509: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/02(月) 13:44:00.70 ID:VUrl28Mg0

ドサイドンがボールから飛び出すと同時に、大きな腕をフローゼルに向かって振りかぶる。


 「ゼルッ…!!?」
千歌「……っ!」

せつ菜「“アームハンマー”!!」
 「ドサイィィッ!!!!」


振り下ろされる重量級の拳に対して、


千歌「しいたけ!! “コットンガード”!!」
 「──ワッフッ!!!」


ボールから飛び出したトリミアンが、フローゼルを庇って、攻撃を受け止める。

ボフンと音がして、“ファーコート”に打撃が吸収される。

そして、その隙に、


千歌「フローゼル!! “ハイドロポンプ”!!」
 「ゼルゥゥゥッ!!!!」


トリミアンの影から、フローゼルが“ハイドロポンプ”でドサイドンを攻撃してくる。

……が、


 「ドサイッ…!!!」


ドサイドンはダメージを受けながらも、“ハイドロポンプ”を耐えていた。

ドサイドンはもともとタフな上に、特性は“ハードロック”。弱点タイプのダメージを軽減する特性なのが活きている。

さらに、ドサイドンの体からキラキラと輝く鉱物のようなものが舞い散る。


千歌「……!? や、やばっ!?」

せつ菜「“メタルバースト”!!」
 「ドサイッ!!!!」

 「ゼルゥッ!!!?」


さらにそのダメージを、はがねのエネルギーに変換し、フローゼルに叩きつけた。


 「ゼ、ゼルッ…」
千歌「戻って、フローゼル!!」


さすがに、耐えきれず動けなくなったフローゼルをボールに戻しながら、


千歌「しいたけ!! “アイアンテール”!!」
 「ワッフッ!!!」


トリミアンが硬質化した尻尾をドサイドンに突き刺してくる。


せつ菜「そんな威力じゃ、ドサイドンの防御は貫けませんよ!!」
 「ドサイッ!!!!」


お返しとばかりに、ドサイドンが“アームハンマー”を叩き付けるが、

またしても──ボフンッと音を立てながら、強力な打撃がいとも簡単に吸収される。


千歌「それを言うなら、こっちも防御力が自慢だよ!」
 「ワッフ!!!」



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