505: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/02(月) 13:39:19.48 ID:VUrl28Mg0
ルカリオの刃がゲンガーにあと紙切れ1枚ほどで当たるか当たらないかの場所で、寸止めされた。
何故なら、ゲンガーが──黒いオーラを纏っていたからだ。
千歌「“みちずれ”……!」
さすが千歌さん。あの速さでありながら、咄嗟に攻撃を止められる判断力。そしてルカリオの技量。
ただ、それによって生じた隙に、
せつ菜「“あくのはどう”!!」
「ゲンガーッ!!!!」
「グゥオッ…!!!」
全方位に広がる“あくのはどう”でルカリオを吹き飛ばす。
そして、吹き飛んだことにより距離が離れた瞬間に、ゲンガーの口から、
「أ̷͕͈͈͆͊̂̀͂̾͂̃̿̂ͅن҉̱͚̬͍̘̟͎̙́̏̉̓́ا̸͈̞̭͎̰͚̥̮̮̱͔̄̓̌͒͂̇́́̑ ل̸̫̝͖̝̘̝͍̦̝͕̈͒̉̄͛ع̴͎͇̗̯͉̳̰̫͚̘͇͙̽̀̄̈́̐̽̃̈́̓́̓ن̷̗̲̠͎͖͖͖͉͂̃̈́̋̌̀̐̑̆͐͊ ي̶͙̙͖̙̘͔͖̬̰͙́̊̂͂̐̃م҉͔͚̳̦̗̍̀̀̌̿̚ك҈̖͍͙͍̞̩̾͂͒̈́̌̿̍̚ͅن҈̰̫͍͙͓̬͚̍̉͊̿̌̚ك҉̲̥̥̮̗̫͕̟̋̔̈̇̅̓́̀̍͆ ا҉̞͙̖͍̭̈̍̏̽ͅل̷͈̫̮͈̙͔̖̠̞͒̽̍͑̎̓̑̉̈͗͊ق̸̩̤̝͓̥̜̜̝̠̐͊͛̍̔̈́̿̍͋̓ي̶͖͎͚͇̥̙̩̊̔͂̅̿ا̴͔̣̗̲̫̳̠̫̙̦̃̉̓͛ͅͅم̸̟͓͇͚̯̜͓̥̮̞͚͆̑̓̌ ب҈͚͎͓̯͖̥̓̈̅̆ͅه̷͚͉̦̝̥̘͉̩͙̥̆̌͂̄̑́̊̽̐͑」
この世のものとは思えないような、呪いの歌が流れだす。
千歌「……! ルカリオ、戻──」
せつ菜「“くろいまなざし”!!」
千歌さんが一瞬で、“ほろびのうた”に気付きルカリオを戻すためにボールを投げるが、私はそれよりも早く“くろいまなざし”で交換を封じる。
交換は封じた……!! これで、千歌さんのエースを同士討ちに──
「グゥォッ!!!」
と思った瞬間、ルカリオが“しんそく”により再び一瞬でゲンガーの懐に潜り込み、
千歌「“ともえなげ”!!」
「グゥォッ!!!」
波導を纏った手でゲンガーの腕を掴みながら、真後ろに身を捨てつつ、足で押し上げるようにゲンガーを放り投げた。
「ゲンガ──」
せつ菜「……!」
“ともえなげ”によって放り投げられたゲンガーは、私のボールに勝手に戻っていく。
──相手を強制的に控えに戻させる技だ。
千歌さんはゲンガーが場から退場して“くろいまなざし”が解除されると同時に、
千歌「ルカリオ戻れ!! 行け、フローゼル!!」
「グゥォッ──」「──ゼルゥゥゥゥッ!!!!」
ルカリオを戻し、代わりにフローゼルを繰り出しながら走り出す。
せつ菜「スターミー!!」
「──フゥッ!!」
千歌「フローゼル!! “かみくだく”!!」
「ゼルゥッ!!!」
私がスターミーをボールから出すと、千歌さんは一瞬の判断で相性のいい“かみくだく”を選択指示するが、
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