486: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/01(日) 12:06:47.41 ID:w+jDVHjQ0
せつ菜「ズガドーン!! “ビックリヘッド”!!」
「ガドーーーーンッ!!!!!」
私はダメージ覚悟の爆発技で開戦の狼煙を上げた。
👑 👑 👑
かすみ「…………」
しずく「…………」
二人で物陰に隠れて、せつ菜先輩を待ち構える。
しずく「音が……止んだ……?」
しず子の言うとおり、先ほどから鳴り続けていた爆発音が突然止まる。
……が、その直後……先ほどとは比べ物にならない轟音と共に──岩壁がこちらに向かって雪崩のように襲い掛かってきた。
しずく「っ!?」
かすみ「しず子!!」
かすみんは咄嗟にしず子の腕を掴み、
「カインッ!!!」
私たち二人をまとめて抱き上げて、ジュカインがその場から離脱する。
それと同時に、
しずく「ツンベアー戻って!!」
「ベァ──」
しず子が崩れ落ちてくる岩から、間一髪でツンベアーをボールに戻す。
かすみ「い、いきなりなんですか……!?」
しずく「まさか、“ビックリヘッド”……!?」
かすみ「それって、前に見た自爆するやつ!?」
しずく「うん……体力が大きく削れるから、こんな序盤から使ってくるとは思ってなかったのに……」
ガラガラと崩れるの岩の隙間から、せつ菜先輩の姿が見えた。
せつ菜「……見つけましたよ……」
直後、
「────ジジジジ」
せつ菜先輩の傍らに──巨大な電線のようなポケモンが姿を現す。
かすみ・しずく「「……!?」」
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20