460: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/31(土) 12:16:28.08 ID:8UVAxvmj0
かすみ「ジュカイン!! “ソーラーブレード”!!」
「カインッ!!!」
しずく「サーナイト、“サイコキネシス”♡」
「サナッ」
ジュカインが陽光の刃を振るうのに対して、メガサーナイトはサイコパワーで自身の目の前に黒い球体を作り出す。
すると、“ソーラーブレード”はその球を中心に軌道を捻じ曲げられ──しず子を避けるように飛んで行ってしまう。
かすみ「“リーフストーム”!!」
「カインッ!!!」
今度は背を向け、しっぽミサイルに纏わせて“リーフストーム”を放つけど、
しずく「ふふ♡ 当たらないよ♡」
それも、黒い球に逸らされて、明後日の方向へ飛んで行ってしまう。
かすみ「……ブラックホール」
しずく「あはは♡ さすがに勉強してきたんだね、偉いよかすみさん♡」
事前に確認してきたサーナイトの図鑑によると……こう書かれていた。
『サーナイト ほうようポケモン 高さ:1.6m 重さ:48.4kg
未来を 予知する 能力で トレーナーの 危険を 察知し 空間を
ねじ曲げることで 小さな ブラックホールを 作り出す 力を 持つ。
胸の 赤いプレートは 心を 実体化したもの と言われている。』
しずく「そう、サーナイトはサイコパワーで小さなブラックホールを作り出せる。これがあれば遠距離攻撃は全部逸らすか吸い込むことが出来ちゃうんだよ♡」
「サナ」
しずく「それにサーナイトがメガシンカのパワーで出来るようになったのは防御だけじゃないよ……♡ “ハイパーボイス”!」
「サーーーナーーーッ!!」
──サーナイトから強烈な音波攻撃が発せられ、かすみんたちに襲い掛かってくる。
「カインッ…!!」
かすみ「ぐ、ぅぅぅぅぅっ!!」
咄嗟に耳を塞いで鼓膜を守るけど──強力な音波は、耳だけでなく、物理的な衝撃となって、かすみんたちを吹き飛ばす。
衝撃で身体が浮くかすみんを、
「カインッ…!!」
ジュカインが、尻尾を伸ばして、吹き飛んでいかないように助けてくれる。
かすみ「あ、ありがと……! ジュカインは平気?」
「カインッ!!!」
しずく「ふふ♡ かすみさんのジュカインもメガシンカしてすっごくたくましくなったね♡ でも、メガシンカでドラゴンタイプが増えたせいで……“フェアリースキン”のメガサーナイトとは相性が悪くなっちゃったね♡」
しず子がくすくすと笑いながら言う。
かすみ「……相性なんて、パワーでくつがえしてあげる」
しずく「へー♡ 楽しみ♡」
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