461: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/31(土) 12:17:19.58 ID:8UVAxvmj0
そう言いながら、しず子がすっと手を上げる。
攻撃の予兆を感じ、ジュカインも刃を構える。
──しず子が“サーナイトナイト”を持っていたのは最初から知っていたし、果南先輩と一緒にサーナイト対策はしっかりしてきた。
もちろん厄介な音波攻撃への対策も……!
しずく「サーナイト」
「サーーーーー──」
空気を吸うサーナイト、そしてそれを見て、
「カインッ…!!!」
刃を構えるジュカイン。
──果南先輩曰く……音波攻撃を攻略するには……。
果南『音より速く攻撃すればいいだけだよ』
とのこと……。
お陰で──……めちゃくちゃ可愛くない技を習得させられました……。
「カインッ!!!!」
自らを“ふるいたてる”ことによって、ジュカインの腕の筋肉が隆起する。
強化した筋力で振り下ろす──神速の斬撃……!!
しずく「“ハイパーボイス”!!」
「──ナーーーーーーーッ!!!!!!」
かすみ「“かまいたち”!!」
「カァインッ!!!!!!!」
飛んできた音波を──音速の刃が斬り裂いた。
しずく「……! へぇ……♡」
音を斬り裂いたのと同時に、
かすみ「行くよっ!!」
「カインッ!!!」
ジュカインが地を蹴って飛び出す。
俊足のジュカインは一瞬でメガサーナイトに肉薄し──
「カインッ!!!」
“リーフブレード”を逆袈裟斬りの要領で振り上げる。
かすみ「いっけぇぇぇ!!」
攻撃が決まった──そう思った瞬間。
しずく「ふふ♡」
しず子がサーナイトの前に飛び出してきた。
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