457: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/31(土) 01:23:55.19 ID:8UVAxvmj0
梨子「それにしても……善子ちゃんがタマムシまで迎えに来たときはびっくりしたよ……」
善子「作品作ってる間、連絡確認しなくなる癖、直しなさいって何度も言ってるじゃない」
梨子「はい、反省してます……」
花丸「まあまあ、梨子ちゃんも忙しいんだよ」
善子「ちょっと……その言い方だと私が暇みたいじゃない!!」
ルビィ「もう、二人ともこんなところまで来てケンカしてないでよ〜!」
千歌「あはは、いつものみんなだ♪」
最近6人で集まれる機会なんて中々なかったから、こうしてみんなの会話を聞いていると、懐かしくなってしまう。
そんな中、
曜「千歌ちゃん」
千歌「ん?」
曜「海未さんから、渡すようにって言われて持ってきたよ」
曜ちゃんが私に、ある物を差し出してくる。
千歌「……!」
曜「あと、伝言もあって……」
千歌「……いや、そっちはいいや」
曜「え?」
千歌「……聞かなくても、わかるから」
どうしてこんなものを曜ちゃんに預けたのか……それを考えればわかる。
きっと、海未師匠は……こう言っていたはずだ。
──『役目を果たしなさい』──……と。
千歌「……行かなきゃ」
私は……もうひと踏ん張りするために、この世界を後にする──
………………
…………
……
🍊
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