455: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/31(土) 01:22:29.99 ID:8UVAxvmj0
もう疲れ切っているはずなのに……。
頼もしい仲間たちが助けに来てくれた。
その嬉しさと喜びで、すごくすごく、気持ちが高揚していた。
「ドカグィィィィィッ!!!」
──本来、アクジキングは見たら即逃走してもいいくらい危険な相手だけど……。
千歌「今は……負ける気がしない」
「グゥォッ!!!!!」
ルカリオの波導が一気に膨れ上がる。
そして、両手に波導のエネルギーを集束し始める。
千歌「波導の力……見せつけるよ!!」
「グゥォッ!!!!」
ルカリオが──両手を前に構えると同時に、波導のエネルギーが膨れ上がる。
千歌「“はどうのあらし”!!!」
「グゥォォォォォ!!!!!!!」
両手の先から極太の波導のレーザーが発射され──アクジキングに向かって飛んでいく。
「ドカグィィィィィッ!!!!」
アクジキングは大口を開けて、飛んできた“はどうのあらし”を飲み込んでいく。
が、
「ドカ、グィィィィ…!!!?」
波導エネルギーを飲み込んでいたはずのアクジキングの口の中で──青いエネルギーが膨張し始める。
千歌「いっけぇぇぇ……!! 波導、最大っ!!!」
「グゥォォォォォォォ!!!!!!」
私の気合いの掛け声に呼応するように──“はどうのあらし”はさらに一段階太くなり、膨張したエネルギーは、
「ドカグィィィィィィ!!!!!!!?!!?」
アクジキングを中心に──大爆発を起こした。
その爆発の勢いがあまりに強すぎて、
千歌「ど、どわぁぁぁ!!?」
まだ結構距離があるはずなのに、爆風で立っていられずに尻餅をつく。
梨子「きゃぁぁぁ!!?」
ルビィ「ピギィィィィィッ!!!?」
曜「み、みんな伏せてっ!!」
善子「少しは手加減しなさいよ、アホー!!?」
千歌「ご、ごめーーーん!?」
花丸「このデタラメな感じ、やっぱ千歌ちゃんずら〜」
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