454: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/31(土) 01:21:45.09 ID:8UVAxvmj0
善子「でかした、リリー!! ゲッコウガ!!」
「ゲコガァッ!!!!」
善子ちゃんのゲッコウガが──石垣の継ぎ目に沿って大きな水の手裏剣で斬り裂くと、
「…ツンデ」
ツンデツンデがバラバラになって崩れ落ちる。
梨子「善子ちゃん!! リリー禁止って言ったでしょ!?」
善子「善子言うな!?」
気付けば──周囲のウルトラビーストはほとんど倒しきっていた。
千歌「みんな……すごすぎだよ……!」
あと残るは──
「──ドカグィィィィィ!!!!!」
さっき鳴き声だけ聞こえていたアクジキングが岩山を喰らいながら、こっちに向かって走ってくる。
曜「や、山食べてるよ!?」
ルビィ「ぅゅ……あ、アクジキングさん……」
花丸「山って、おいしいのかな……?」
梨子「そこ……?」
善子「……なかなかやばそうなのが来たわね」
見るからにヤバイウルトラビーストなのに、みんなは割と能天気な反応をしている。
善子「あ、そうそう……千歌」
千歌「ん?」
善子「忘れ物よ。ロッジで寂しく待ってたから、連れてきた」
そう言って、ボールを投げ渡してくる。
千歌「……!」
善子「最後の見せ場、あげるから……やっちゃいなさい」
千歌「……うん!!」
私は善子ちゃんから受け取ったボールを放る。
千歌「行くよ!! ルカリオ!!」
「──グゥォッ!!!!」
千歌「メガシンカ!!」
ボールから飛び出したルカリオが、私の“メガバレッタ”の輝きの呼応して──メガルカリオへと姿を変える。
「──グゥォッ!!!!」
千歌「ルカリオ……私の波導……感じるよね」
「グゥォッ!!!」
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