404: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/29(木) 18:29:07.99 ID:qt5/exVx0
彼方「とりあえず……この先にいるのは間違いないと思うよ〜」
リナ『わざわざ、ウルトラスペースシップを放棄する理由もないしね』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
侑「……じゃあ、このまま進んでいけば……」
リナ『間違いなく接敵するね』 || ╹ᇫ╹ ||
いよいよ、決戦の時ということだ……。
彼方「この先に進む前に……それぞれの役割をちゃんと確認しておこっか」
彼方さんの言葉にみんなで頷く。
侑「私は歩夢を助けること」
私の目的はとにかく歩夢の救出を第一目標にしている。
場合によっては歩夢を安全な場所に避難させるために、逃げることも視野に入れるという話になっている。
……もちろん、簡単に逃げられるような相手とは思っていないけど……。
かすみ「かすみんはしず子の目を覚まして連れ戻すことです!」
かすみちゃんの第一目標はしずくちゃんの救出。
しずくちゃんは、フェローチェによる魅了の力のせいで、敵になっていると考えた方がいい……。
かすみちゃんはしずくちゃんと戦闘になってでも、どうにかしずくちゃんを無力化して相手から引き剥がす。
それが、かすみちゃんに課せられたミッションだ。
エマ「わたしは果林ちゃんのところに行ってお話することだよね!」
エマさんの目的は果林さんの説得だ。
これが出来れば、全ての戦闘をそれだけで終わらせられるかもしれない。
ただ……エマさんはバトルが得意なわけじゃないから、私たち3人でエマさんをフォローしながらということになっている。
もちろん、説得が出来ないと判断した場合には、エマさんを優先してゲートの場所まで彼方さんが逃がすという話だ。
彼方「そして、彼方ちゃんは〜……せつ菜ちゃんの足止め〜。……正直、一番荷が重いよ〜……」
そして、彼方さんの役割は……せつ菜ちゃんとの戦闘だ。
敵戦力の中でもせつ菜ちゃんの強さは頭一つ抜けていると考えた方がいい。
誰かが抑える必要はあるということで、彼方さんがせつ菜ちゃんと戦闘する担当になったんだけど……。
かすみ「自慢の防御力で時間を稼いでくれればいいんですから! かすみん、すぐにしず子の目を覚まさせて加勢に行きますから!」
侑「私も、歩夢を安全な場所に避難させたら、すぐに戦闘に戻ってきます。せつ菜ちゃんも放ってなんかおけないし……」
彼方「うん、お願いね〜」
せつ菜ちゃんに勝つには1対1では不可能と考えて、まず彼方さんが足止めをし、先に目的を達成した人が加勢に行くことになっている。
もちろん……せつ菜ちゃんを助けることも大事な目的な一つだ。
──『貴方なんかに──私の気持ちは、理解出来ませんよ……』──
まだ、あのときの言葉が胸に刺さっているけど……。それでも、このまま……何も理解出来ないままなんて嫌だから……。
──そして、最後に……。果林さんと愛ちゃんについて。
彼方「愛ちゃんもだけど〜……エマちゃんが果林ちゃんの説得に失敗しちゃった場合とかは、この二人とは無理に戦わなくてもいいからね」
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