395: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/28(水) 11:45:27.93 ID:bMcrfVdQ0
お母さんの言うとおり、食卓で待っていたお父さんに出迎えられる。
そして食卓には──豪華な食事が並んでいた。
侑「うわぁ……!」
リナ『すごーい!』 ||,,> ◡ <,,||
侑母「今日は侑ちゃんの好きなものばっかり作ったから♪」
侑「うん!」
私は椅子に座る前に、
侑「みんな、出てきて!」
「ウォーグ」「…ライボ」「ニャー」「パルト」「フィオ〜♪」
「メシヤ〜」「メシヤ〜」「メシヤ〜」「メシヤ〜」「メシヤ〜」
みんなをボールから出す。ついでにドラメシヤたちも。
侑母「はーい、ポケモンちゃんたちのご飯はこっちだからね〜♪」
「イブイッ♪」「ウォーグ♪」「…ライ」「ウニャァ〜♪」「パルト」
「メシヤ〜♪」「メシヤ〜♪」「メシヤ〜♪」「メシヤ〜♪」「メシヤ〜♪」
侑母「リナちゃんのご飯も用意できたらよかったんだけど……」
リナ『気にしないで! その気持ちだけで嬉しい!』 || > ◡ < ||
侑母「ふふ、ありがとう♪」
──お母さんが用意してくれたポケモン用のご飯をみんなが食べ始めるのを見ながら、
侑父「ふふ、随分賑やかになったね」
リナ『侑さん、旅の中でたくさん仲間が増えたから』 ||,,> ◡ <,,||
侑父「そうみたいだね」
お父さんが優しく笑う。
侑母「さぁ、侑ちゃんも冷めないうちに食べて?」
侑「うん……! いただきます……!」
からあげをお皿に取って、口に運ぶ。
侑「……おいしい……っ!」
侑母「ふふ、侑ちゃん昔から好きだったもんね、お母さんのからあげ」
侑「うん! やっぱり、お母さんの作るご飯が一番おいしい……」
侑母「もう、おだてたってなにも出ないわよ〜? あ、デザートもあるからね♪」
侑父「ははっ、侑がお母さんのことを褒めると、どんどんメニューが豪華になりそうだな」
侑「あはは♪」
当たり前の家族の会話が……なんだか、すごく幸せに感じた。
だから……だからこそ……今、ちゃんと伝えないといけないと思った。
侑「……あ、あのさ……お父さん……お母さん……」
侑母「んー?」
侑父「なんだい」
791Res/1707.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20