389: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/28(水) 11:38:54.62 ID:bMcrfVdQ0
果南「前にも懲らしめたのに、懲りないねぇ……」
おじさん「か、かかか、勘弁してください……!」
果南「はぁ、しょうがないなぁ……」
そう言いながら、果南さんはポキポキと拳を鳴らす。
おじさん「ひぃぃぃぃぃ!!! し、失礼しましたぁぁぁぁ!!!」
その姿を見ただけで、おじさんは大量の道具を乗せたリアカーを引いて逃げ出してしまいました。
果南「ありゃ……まだ何もしてないのに……。もう、やっちゃダメだよ〜」
かすみ「果南先輩……どんな懲らしめ方したんですか……」
まあ、追っ払えましたし……いいですけど……。
かすみ「はぁ……なんか休憩してたはずなのに、声出したせいで無駄に疲れましたね……」
お陰でお腹の虫も文句を言っています。
ぐーぐーお腹鳴らしてるのは可愛くないから、早くご飯を──
果南「そろそろ15分だし、続き行くよ」
かすみ「……え!? う、嘘!? せ、せめてご飯食べさせてくださいっ!」
果南「運動中に固形物取ると消化不良で効率が落ちるから……はい、ゼリー飲料」
かすみ「い、いやですっ! せっかくフソウまで来たのに、こんな味気ないご飯っ!」
果南「また明日も来るんだからいいでしょ」
かすみ「明日もやるんですかっ!?」
果南「当たり前でしょ。ほら、さっさと行かないと日が暮れちゃうって」
かすみ「た、助けて、こ、殺されるー!?」
果南「死なない死なない、ほらサニータウンまで泳ぐよー」
かすみ「もう、いやーーーー!!!!」
フソウの空にかすみんの絶叫が響き渡るのでした。
🎹 🎹 🎹
──コメコシティ。
侑「──ウォーグル!!」
「ウォーーッ!!!!」
ウォーグルが殻を閉じたパールルに飛び掛かり、大きな爪で握り潰すように爪を立てると──
バキッ!!!
侑「!?」
彼方「あわわっ!? 侑ちゃん、ストップ、ストーーーップ!?」
侑「ウォーグル!? パールル離して!?」
「ウォー」
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