侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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387: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/28(水) 11:36:49.28 ID:bMcrfVdQ0

ルビィ「ルビィも……お母さんから、ジムはいいから助けに行ってあげなさいって……」

花丸「マルもにこさんから、こんな場所にいる場合じゃないでしょって、ダリアを追い出されたずら」

善子「……いや、なんでにこから追い出されるのよ」

花丸「それには海より深い理由があって、説明は難しいずら……」

善子「あっそ……」


全くこいつはいつも説明をはぐらかすんだから……。

まあ今更だし、別にいいけど……。


曜「というわけで、お邪魔しまーす!」

花丸「邪魔するずら〜」

ルビィ「あ、あの……お世話になります」

善子「いや、どういうわけよ……」


何故か、私の横をすり抜けて堂々と研究所の中に入っていく3人に突っ込みを入れる。


曜「作戦決行日まで、ここで過ごすから!」

善子「あっそ……外出するときは戸締りしてよね……」


そう言いながら、曜に鍵を投げ渡す。


曜「おっとと……! ……善子ちゃん、どこか行くの?」

善子「ちょっと野暮用があるのよ……」

花丸「野暮用ずらか?」

ルビィ「すぐに戻ってくるの……?」

善子「ええ、作戦開始までには絶対に。私が留守の間、研究所で騒いだりしないでよ? 近所迷惑になるから」

曜「はーい」

花丸「善子ちゃんが心配するようなことは何もないずら」

ルビィ「が、頑張ってね! 何しに行くのかはわからないけど……」

善子「ん。じゃあ、行ってくるわ」


私は仲間たちに背中越しで手を振りながら──ドンカラスの足に掴まり飛び立つのだった。





    👑    👑    👑





──フソウタウン。


かすみ「…………ぜぇ…………ぜぇ…………」

果南「もう……かすみちゃん、まだ13番水道抜けたところだよ? ポケモンの補助もあるんだから……」

かすみ「……かすみんには……みずタイプが……いないん、ですって……」
 「ゴーン」「スグマ」


ポケモンの補助と言っても、サニゴーンにビート版のように掴まるのと、マッスグマに引っ張ってもらうくらいです。


 「カイン」「ロアーク」「ダストダァス」「リムオン…」



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