380: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/28(水) 11:30:53.81 ID:bMcrfVdQ0
相手はウルトラビースト……規格外の強さを持ったポケモンたちだ。
少しでも捕獲難度が下がるのは、願ったり叶ったり。
果林「この調子で……ウルトラビーストをもっと集める……」
──そして、それを一斉に送り込まれたあの世界は……滅亡する。
そんなことを考えていたときだった、
愛「ん……?」
愛が珍しくモニターに映る計器を見ながら眉を顰める。
果林「愛? どうかしたの?」
愛「……どうやら、まだ簡単には行かせてくれなさそうだよ」
姫乃「どういうことですか?」
愛「……この場所が何者かに探知されてる」
果林「なんですって……?」
愛は複数のコンソールを弄りながら、解析を始める。
愛「……でも、愛さんを舐めるなよ〜? こうして、こうして〜……ほい、ジャマー展開」
一瞬で対策を講じる。……が、
愛「……え? ジャマー解析速過ぎない……!?」
珍しく愛の表情に焦りが見て取れた。
愛「……向こうにはとんでもないエンジニアがいるみたいだね……」
姫乃「探知元はわからないんですか?」
愛「……うまく隠されてるね……とりあえず探ってみるけど、まあ……」
果林「状況から言って、出元は……」
愛「歩夢たちがいた世界……だろうね」
果林「そうなるわよね……」
姫乃「追ってくる……ということでしょうか」
愛「……たぶん、歩夢とかしずくが持ってる図鑑の固有信号を探知に使ってるね」
姫乃「今すぐ彼女たちの図鑑の電源を切るか、破壊してきます」
姫乃がブリッジを出ようとしたところを、
愛「いや、もう遅いからやらなくていい」
愛が制止する。
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