37: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/17(土) 16:11:19.50 ID:Lud+ZHkk0
歩夢「侑ちゃん……!!」
侑「歩夢!?」
歩夢が階段を駆け上がってくる。
侑「下で待っててって……!!」
歩夢「火の玉が飛んでくるのが見えて、心配で…………え?」
歩夢もそこでやっと、果林さんがいることに気付く。
歩夢「なんで、こんなところに果林さんが……?」
歩夢はぽかんとする。──が、
かすみ「“ナイトバースト”!!」
「ガゥゥゥ!!!!」
ゾロアがキュウコンに向かって攻撃を放つ。
果林「あら……“あくのはどう”で打ち消しなさい」
「コーーーンッ!!!」
キュウコンはそれを難なく相殺してみせる。
歩夢「か、かすみちゃん……!?」
かすみ「歩夢先輩!! あの人は敵です!!」
果林「あら、酷いじゃない……前に助けてあげたのに」
かすみ「先に攻撃してきたのは、そっちじゃないですか!!」
果林「全く……こっちはやることが出来ちゃったんだから、邪魔しないで──」
そう言って、果林さんがすっと手を真上に伸ばすと、
かすみ「……んぎっ!?」
「──ガゥ!!?」
歩夢「……えっ!?」
「シャボ…!!」
侑「……か、身体が……!?」
「イブィッ!?」
リナ『みんな!?』 || ? ᆷ ! ||
私たち3人とそれぞれの手持ちたちは、一斉に身体が動かせなくなる。
侑「“かな、しばり”……!?」
「ブ、ブィ…!!!」
果林「ふふ、正解」
一気に3人同時に“かなしばり”状態にされ、動けなくなる。
リナ『侑さんたちを放して……!!』 || ˋ ᨈ ˊ ||
果林「貴方……さっきから、うるさいわね。少し黙ってて」
「コーンッ!!!」
リナ『!?』 || ? ᆷ ! ||
キュウコンが吐き出した“ひのこ”がリナちゃんに直撃し、吹っ飛ばされる。
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