365: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/27(火) 11:58:24.84 ID:0yMsBTVK0
果南「海未……千歌を助けられるってわかったら、突然元気になっちゃってまあ」
彼方「ずっと心配してたみたいだもんね〜。海未ちゃんも希望が見えてきて嬉しいんだよ〜きっと〜」
善子「とりあえず……海未から次の動きがあるまでは待機かしらね。あの調子だとすぐに指示がありそうだけど」
かすみ「か、かすみんは……休憩したいです……休まないと……頭使いすぎで……死んじゃいますぅ……」
彼方「ふふ、かすみちゃん、よく頑張ったね〜♪ 偉いぞ〜♪」
かすみ「きゃぅ〜ん♪ もっと、褒めてください〜♪」
鞠莉「とりあえず各自指示が出るまで休息を取りましょう。……ここから先は本当にいつ休めるかわからないからね」
鞠莉さんの言葉にみんなで頷いて、今回の会議はお開きとなったのだった。
🎹 🎹 🎹
会議を行っていた会館を出て、私はかすみちゃん、彼方さんと一緒に、セキレイシティの中央にある噴水広場に訪れていた。
かすみ「はぁ〜……それにしても、うまく行きそうでよかったですぅ〜……」
彼方「そうだねぇ〜これも全部リナちゃんのお陰だよ〜」
リナ『そう言われるとちょっと恥ずかしい……。リナちゃんボード「テレテレ」』 ||,,╹ᨓ╹,,||
かすみちゃんと彼方さんがベンチに腰掛けてリナちゃんと話す中、私はとある手持ちのボールをじっと見つめていた。
かすみ「侑せんぱ〜い? 侑先輩もこっち来て座らないんですか〜?」
侑「……うん。まだやることがあるから」
彼方「やること?」
私はそう言いながら──手に持ったボールを放る。
そのボールに入っているのは、
「──ニャァ〜〜」
ニャスパーだ。
ボールから飛び出してきたニャスパーはふよふよと浮遊して──リナちゃんに抱き着く。
リナ『ニャスパー……前が見えない』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
侑「ねぇ、リナちゃん」
リナ『なに?』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「それと、ニャスパー」
「ニャァ?」
侑「ニャスパーはリナちゃんのポケモンなんだよね」
リナ『うん。正確には……オリジナルの璃奈のポケモンだけど』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「でも、なんて言えばいいかな……。……私にとっても、ニャスパーはもう大切な仲間だと思ってるんだ」
リナ『うん』 || ╹ ◡ ╹ ||
侑「だからさ……リナちゃん。ニャスパーの“おや”として、改めて──私がニャスパーと一緒に戦うトレーナーとして相応しいか、リナちゃんの目で確かめて欲しいんだ」
リナ『……なるほど』 || ╹ ◡ ╹ ||
「ニャァ」
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