345: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:36:33.33 ID:9NVhM0zb0
気付けば、ポケモンが居た。
ピンクに輝く宝石を全身に纏ったポケモン。その輝きは、今まで見たことのない強烈な輝きを放っていて──
かすみ「きれい……」
思わず言葉が漏れる。でも、他に言葉が出ないくらい、美しいポケモンでした。
ルビィ「ディアンシー様……お久しぶりです……」
「アンシー…」
理亞「……ディアンシー……お願いがあるの」
そう言いながら、理亞先輩が前に出る。
理亞「ねえさまの……心を返して……ください……」
そして、頭を下げた。
理亞「ねえさまのしたことは許せないかもしれない……でも……私にとって、たった一人の家族で……かけがえのない人だから……」
「…アンシー」
ディアンシーはふよふよと理亞先輩の目の前まで下りてくる。
理亞先輩が顔を上げたのを確認すると、ディアンシーは──首を横に振った。
理亞「…………。…………そっか」
理亞先輩は、ディアンシーから拒絶されて、顔を伏せる。
かすみ「理亞、先輩……」
理亞「…………まだ、足りないんだ……。……わかった、認めてもらえるくらいになったら……また来るから……そのときは──」
ルビィ「……違う。……ディアンシー様が言ってるのは……そういうことじゃない……」
理亞「え……?」
気付けば──ルビ子の瞳の中にピンク色の光が見えた。
ルビィ「…………はい。…………そもそも、心を奪ってなんかいない……?」
理亞「え……?」
かすみ「ルビ子、もしかして……?」
彼方「ディアンシーと喋ってる……?」
どうやら、ルビ子はディアンシーとお話をしているようだった。
……巫女って言っていましたし……たぶんそういうこと、ですよね……?
理亞「じ、じゃあ、ねえさまの心はどこに……!!」
ルビィ「…………いつも、そこに……?」
理亞「そこ……?」
ルビィ「…………そっか、そういうことだったんだ……」
理亞「……?」
ルビ子は理亞先輩に振り返り、
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