344: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:35:48.09 ID:9NVhM0zb0
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かすみ「……いや……嘘ですよね……?」
かすみんたちが遠方にピンク色の輝きを見つけてから、そこにたどり着くまで──たぶん、1時間くらい掛かった気がします。
そして、たどり着いたそこにあったのは──
かすみ「でっか……」
見上げるほどの高さのピンクダイヤモンドでした。
彼方「わ〜……これはすごいねぇ〜……」
ルビィ「ヒャッコクシティの日時計よりも遥かに大きい……」
彼方「果南ちゃんはここに来たときに、これを見たんだねぇ〜……」
かすみ「……と、とりあえず、ここにリナ子の基になった人の魂があるんですよね!」
理亞「仮説通りならね……」
とにもかくにも、これにてミッションは2つ完了です……!
やることはあと1つ……!
理亞「あとは……ディアンシーに会うことだけ……」
理亞先輩がそう言葉にする。
理亞「ルビィ、ディアンシーを探そう」
ルビィ「……」
理亞「……ルビィ?」
ルビィ「……ドキドキする……」
理亞「え……?」
かすみ「……まあ、ルビ子も女の子ですし、これだけ大きな宝石を見たらドキドキしちゃうのもわかりますよ。でも、かすみん的にはここまで大きいとちょ〜〜〜〜っと可愛くないかな〜って──もがっ!?」
彼方「かすみちゃん、今はちょっと静かにしてよっか〜?」
かすみ「んー? んーー??」
彼方先輩に口を塞がれる。
よく見たらルビ子は、胸の前で手を組んで、目を瞑っていた。
ルビィ「近くに……いる……」
理亞「……」
ルビィ「…………きっと……ここに来てからずっと……私たちを見てくれていた……」
ルビ子はゆっくりと目を開けて、
ルビィ「……ディアンシー様」
そう名前を呼ぶと、ピンクダイヤモンドが光り輝き──
「──アンシー…」
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