侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part2
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341: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:34:02.70 ID:9NVhM0zb0

かすみ「理亞先輩!! やっちゃってください!!」

理亞『ギラティナ!! 今!!』

 「ギシャラァァァァァ!!!!!!」


上空に集まっていた巨大な浮遊大地が──重力に従って、落下を始めた。

もちろん、歯のように鋭く生えそろった“だんがいのつるぎ”を真下に向けながら──


 「ドカグィィィィィッ!!!!!?」


それはまるで──大きな大地の口が、アクジキングを喰らうような光景でした。


かすみ「悪食な大喰らいにはお似合いですよ!!」

 「ドカグィィィィィッ!!!!!!」


二つの大地が衝突した瞬間──衝突の衝撃で、聞いたこともないような轟音がやぶれた世界中を劈き、


かすみ「わひゃぁぁぁぁ!!!?」


発生した衝撃波で、かすみんの身体が宙に浮く。

そんな、かすみんを、


彼方「っと……!!」


ムシャーナの上に乗っかっていた彼方先輩が、キャッチしてくれる。


ルビィ「コラン!! “リフレクター”! “ひかりのかべ”!」
 「ピピッ!!!」


そして、サイコパワーで浮いているムシャーナ、マーイーカと、飛行するルビ子のオドリドリの周囲を包み込むように、衝撃を防ぐ2種類の壁を球状に展開される。


かすみ「た、助かった……」


最初から逃げるつもりで、グラードンの“じわれ”直後にポケモンたちを全員ボールに戻してましたけど……まさか、こんなとんでも威力になるとは……。


彼方「うわ〜……すごいことになっちゃったね〜……」

ルビィ「ぅゅ……アクジキングさん……死んじゃったんじゃ……」


優しいルビ子がアクジキングの心配をする。……た、確かに……ちょっと、やりすぎましたかね……?

そう思った瞬間──


 「──ドカグィィィィィィィ!!!!!!!!」

かすみ「っ!?」
ルビィ「う、うそ……!?」
彼方「マジか〜……」


大地を粉砕しながら、アクジキングが飛び出してきた。


かすみ「こ、これでも倒れないなんて……も、もう無理ですよぉ……!?」


さすがに、冷や汗が出てきた。

あれで倒れないなんて、もはや生き物なんですかあいつ!?



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