340: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/26(月) 12:33:26.62 ID:9NVhM0zb0
私はギラティナへ指示を出し始める──
👑 👑 👑
かすみ「……来た!」
頭上の遥か高い場所で──やぶれた世界の中にある浮遊大地が一ヶ所に集まり始めたのが見える。
理亞『ルビィ!!』
ルビィ「うん! グラードン! “だんがいのつるぎ”!!」
「グラグラルゥゥゥゥ!!!!!」
グラードンが“だんがいのつるぎ”によって、大地に剣を突き立てます。
でも、今回はアクジキングの足元じゃない──アクジキングの頭上にある浮遊大地の底部分……!!
かすみ「彼方先輩!! 合わせてください!!」
彼方「任せろ〜!」
かすみ「ジュカイン!! サニゴーン!!」
彼方「ネッコアラ〜! カビゴン〜!」
かすみ・彼方「「“じならし”!」」
「カインッ!!!」「ゴーーーン…」「コアッ!!!」「ゴンッ」
4匹が同時に“じならし”を発生させ、
「ドカグィィィィィ!!!!!」
激しい揺れで、アクジキングの足を止める。
かすみ「ルビ子!! 外さないでよ!!」
ルビィ「うん!! 行くよ、グラードン!!」
「グラグラルゥゥゥゥ!!!!!!」
ルビィ「“じわれ”!!」
「グラルゥゥゥ!!!!!!」
雄叫びをあげながら、グラードンが両腕を思いっきり地面に叩きつけ──その衝撃で、大地に亀裂が走る。
その亀裂は、“じならし”で足の止まったアクジキングの真下まで走り──バキバキと音を立てながら、大地が真っ二つに広がっていく。
「ド、ドカグィィィィ!!!!!」
足を取られ、さらに900kg弱の体重を支え切れず──アクジキングは落下を始める。
もちろんここにある大地は空中大地だから、それが割れればそこは空。
そして、割れた大地のすぐ下に見えるのは──また別の浮遊大地。
その大地には──すでに切り立った“だんがいのつるぎ”たちが剣山のように敷き詰められていました。
そうです、さっきの“だんがいのつるぎ”は上の大地の底面だけじゃなくて──下の大地の上面にも展開していたんです。
「ドカグィィィィィッ!!!!!」
剣山の山に向かって落下するアクジキングに向かって、
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